鉛シート
低周波域の音の遮音効果が高い、鉛素材の遮音シート。シートタイプの割に重量があり、鉛素材のため、取り扱いには十分注意が必要です。
10m巻でお届けするので、広い範囲に対策することができます。
鉛シートの種類
- スタッフの一言
- 吸音材を選ぶ際に、対策したい目的 が、「室内で響く音」なのか「外へ 漏らしたくない音」なのかで、効果 のある吸音材は変わります。 まずは、自分が対策したい音の種類 や目的を把握しましょう。
Q&A
- 鉛シートにはどのような種類がありますか?
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主に以下の2タイプが展開されています。
オンシャットS-3(厚み0.3mm):本格的な防音工事向け。10m巻までのロールで提供。
P鉛シート:施工が簡単な粘着タイプで、直接吸音材等に貼り付けて使用可能。
- 鉛シートはどんな用途で使われますか?
- 音楽室・ホームシアター・マンションの壁・工場の防音など、強力な遮音が必要な場所に使用されます。壁・床・天井の「内側」に施工し、外部への音漏れや内部への侵入音を防ぎます。
- 鉛シートはDIYでも使えますか?
- 粘着剤付きタイプであればDIYでも施工可能ですが、鉛素材は重量があるため、しっかりとした固定が必要です。また有害な物質を発生する場合があるため、手袋・マスクなどの安全対策も必要です。下地処理と貼付け後のカバー処理が重要となります。
- 使用時の注意点はありますか?
- 鉛は重い素材のため、落下防止としっかりした下地が必要です。また、水分に触れると有害物質が溶出する可能性があるため、屋内かつ吸音材等で覆った状態での使用を推奨しています。
- 吸音材と併用するとどんなメリットがありますか?
- 鉛シートは音を「遮る」性能に優れており、音を「吸う」素材(グラスウール、ロックウール等)と併用することで、反射音の軽減と室内の快適性を高めることができます。これは「遮音+吸音」の基本的な防音構造です。