裏面粘着剤付き ピアリビングオリジナル P鉛シート
切り売りタイプの裏面粘着付き鉛シートです。
小さめのサイズなので、必要な分だけ、必要なところにご使用いただけます。
商品の特徴
- 優れた
遮音性 - 裏面
粘着付 - F☆☆☆☆
商品 - 切り売り
タイプ
1. P鉛シートとは?
工場の機械、建設機械、交通機関などは、振動公害の振動源などにあげられます。
これらのうち外部発生振動の大部分が地中を伝わって建物を振動させ、公害振動をひきおこすのです。また、板振動そのものが、一次・二次の固体音となって騒音レベルを上昇させます。
このような振動公害を防止し、優れた遮音効果と制振効果を発揮する粘着剤付き鉛板、それがP鉛シートです。
2. P鉛シートの特徴
- 鉛板がもつ遮音性が、貼り合わせた相手の遮音性を強化し、鉛板の透過損失を上回る値を示します。
- 鉛板の場合、振動エネルギーは熱エネルギーにに変換され減少します。さらに粘着剤で貼り付けられた鉛板は、相手側の板材と同じ形でひずまないため、相対運動が発生します。これによって優れた制振効果を発揮します。
- バランサーとしても最適です。
- 普通のハサミで、任意の大きさに切断できます。また柔軟性に富んでいるため、どんな形状にもフィットし、取付けが簡単です。
3. P鉛シートの性能
4.P鉛シートの施工方法
- 貼る相手側の材料面の水気・油気・ゴミ・ホコリなどをよく拭き取ります。
- 離形紙をはがし、空気層を作らないよう、丁寧に接着します。
- ローラーコテでシートの表面を念入りに圧着します。(圧着力が弱いと、はがれの原因となります)
- ローラーコテで圧着不可能な箇所では、P鉛シートの使用を避けます。
- 脱落防止のために、フラットバー・テープなどを用いて固定して下さい。
サイズ展開と価格一覧
お取扱いについて
- 鉛は、使用用途によっては人体に有害な物質が発生する場合があります。商品をよく理解されている方のみご購入ください。
- 鉛は表面材としてはご使用できません。内装内面でご使用ください。
- 水があたる屋外などでのご使用もできません。
- 表面を軽くこするだけでも鉛が皮膚に付着します。手袋などを必ず着用してください。
- 筒状にして配送致します。
- 鉛の人体への吸収は、経口摂取や吸引摂取が大部分です。皮膚からの直接吸収はほとんどありません。ただし、鉛に直接触れたら十分に手を洗うことが必要です。
- 一般的に鉛シートは、表面には使用せず、吸音材やパネル、ボード等で覆って使用します。表面材として使用しなければ、直接触れる機会がなく、人体に影響はありません。
- ただし、手袋を着用して作業した場合でも、皮膚の弱い方は刺激を感じたり、金属アレルギーの症状が出ることがまれにあります。
Q&A
- P鉛シートとはどんな防音材ですか?
- P鉛シートは、裏面に粘着剤がついた防音用の鉛シートで、貼るだけで施工ができる遮音・制振性能に優れた鉛シートです。
- 一般的な鉛シートとP鉛シートの違いは何ですか?
- P鉛シートは粘着剤付きのため、接着剤を用意する必要がなく、DIYでも簡単に貼ることができます。施工時間を短縮でき、狭い場所や曲面にもフィットしやすいのが特長です。
- P鉛シートはDIYでも使えますか?
- はい。ハサミで簡単にカットでき、裏面の離形紙を剥がすだけで貼れるため、DIY初心者にも扱いやすいです。ただし重さがあることや、水分が触れることで有害な物質が発生する場合があるため、しっかりした下地と安全対策(手袋・マスク着用)が必要です。
- 使用時の注意点はありますか?
- 鉛素材のため、人体に直接触れたり、水に濡れたりしないよう注意が必要です。使用時は手袋とマスクを着用し、施工後は吸音材などで覆ってください。屋外や湿気の多い場所での使用は避けましょう。
- 吸音材と併用するとどんなメリットがありますか?
- P鉛シートは音を「遮る」性能に優れており、音を「吸う」素材(グラスウール、ロックウール等)と併用することで、反射音の軽減と室内の快適性を高めることができます。これは「遮音+吸音」の基本的な防音構造です。