防振材
防振材は、その名の通り振動を軽減することに特化した建材です。主に床に設置されることが多く、カーペットやラグ・マットなどと併用することで足音や楽器・運動器具などの振動をより効果的に軽減することが出来ます。
1.防振材の選び方
防振材とは、発生した振動が床や壁などに伝わらないようにするため、あるいは内部に外からの振動が伝わらないようにするために、挟んだり敷いたりして使う振動の吸収・緩和材です。
防振材には種類があるので、使用する機械や目的に合わせて最適なものを選びましょう。
- スタッフの一言
- 効果がある防振材の選び方として、まずは目的を明確にすることが大切です。どんな音の対策をしたいのかに合わせて、防振材の素材や種類を選びましょう!
2.防振材の違い
防振材は、その素材によって、大きく特徴が異なります。
例えば、ピアリビングで取り扱っている防振材の中に「足音マット」と「P防振マット」という2つの防振材がありますが、これらの商品は、発生した振動の種類によって、その防振結果が異なります。
「足音マット」は、その名の通り足音などの衝撃音に効果的です。ポリエステル素材でクッション性があるので、床に伝わる振動を軽減する効果があります。
一方で、「P防振マット」はゴム性の重量がある防振材で、下の階から伝わる騒音や、洗濯機や室外機など継続して発生する振動を軽減する効果があります。「P防振マット」は、発生した振動そのものを抑えようとする働きがあります。
- スタッフの一言
- 防振材を使う場合は、その防振材の特徴や、効果がある音の種類をしっかりと理解した上でご選択いただくことをおすすめします。
防振材の種類
1. 足音マット
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3,630円(税込)/1枚
2. P防振マット
-
2,860円(税込)〜/1枚
3. 防振ベース
-
20,350円(税込)〜
Q&A
- 防振材とは何ですか?どんな騒音対策に効果がありますか?
- 防振材とは、足音・洗濯機・ピアノ・室外機などから発生する振動音を床や壁へ伝わらないように吸収・緩和する素材です。特に、床や建物の構造を通じて伝わる「固体伝播音(振動音)」に効果的です。カーペットやラグの下に敷いて使うことで、防音効果が大きく向上します。
- 遮音材と防振材の違いは何ですか?
- 遮音材は音を遮ることに特化し、空気中を伝わる「空気伝播音」を軽減します。一方、防振材は振動を吸収して伝わるのを防ぐ役割があり、足音や楽器の振動、家電の動作音など「振動音」への対策に最適です。効果的な防音には、両方の組み合わせが重要です。
- 防振材を選ぶときのポイントは?
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対象となる音の種類によって、適した防振材が異なります。
・足音など軽い衝撃音や縦方向の振動 ⇒ クッション性のある「足音マット」
・洗濯機や室外機など継続的な振動や横方向の振動 ⇒ 重量のあるゴム製「P防振マット」
対策したい騒音の性質に合わせて選ぶことが重要です。
- ピアリビングが取り扱う防振材にはどんな種類がありますか?
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主な製品は以下の通りです。
・「足音マット」:足音やペットの走り回り音に効果的
・「P防振マット」:ゴム製で重く、洗濯機やピアノの振動に適しています
・「防振ベース」:ピアノなど大型楽器の設置に最適な防振ステージ
・「ハイパー防振ゴムマット」:洗濯機、冷蔵庫用の防振ゴム
- 「足音マット」はどのような場所・使い方に向いていますか?
- 子どもの足音やスリッパ音など、軽めの衝撃に適しています。ジョイントマットやタイルカーペット(例:静床ライト)と併用して、階下への騒音を効果的に緩和できます。厚さ7mmで扱いやすく、カットも可能です。
- 「P防振マット」はどのような場所・使い方に向いていますか?
- ゴム製で重みがあり、洗濯機・乾燥機・アップライトピアノ・室外機など、連続した振動を吸収するのに最適です。静床ライトと組み合わせれば、音の伝播をさらに抑えられます。
- 「防振ベース」はどのような場所・使い方に向いていますか?
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ステージタイプの防振材になっており、ピアノやドラムなどの床に置いて演奏する楽器等の対策に適しています。
厚みや重さがあり振動の軽減は期待できますが、固い素材なので、足音マットなどクッション性のあるマットと併用することでより高い効果が期待できます。
- 防振材は賃貸住宅でも使えますか?
- はい、敷くだけで使える商品が多く、工事不要・原状回復可能なので賃貸でも安心です。子育て世帯やペットとの生活で下階への音が気になる方にもおすすめです。
- 防振材は自分でカットして使えますか?
- 足音マットやP防振マットは、カッターやハサミで自由にサイズ調整できます。ピアノや家電の設置面に合わせて簡単に加工できます。