A3, 防音専門店おすすめの防音マット・防音シートは「足音マット」と「P防振マット」です。対策したい音に合わせて選ぶようにしましょう。

 みなさんこんにちは!防音専門ピアリビングのキャサリンです。

多くの方が音の問題に直面した時に、最初に購入する「防音シート」や「防音マット」。

「防音シート」や「防音マット」と聞くと、何となくそれだけでしっかりと音を防いでくれそうな気がしますよね。

でも、使い方や商品の素材によっては、逆に音が響きやすくなったり振動が伝わりやすくなってしまうことも!

今回の記事では、お客様からよくお問い合わせ頂く「防音マット」・「防音シート」の違いに関してご紹介していきます。


そもそも「防音マット」と「防音シート」ってどこに使うもの?

 「防音シート」とか「防音マット」って、響き的にもそれだけで何にでも有効な、万能なアイテムのように聞こえますよね。

みなさんが想像するような薄手で扱いやすい「防音シート」や「防音マット」は、主に【床】や【壁】に使用されます。

「防音シート」に関して言えば、別名:遮音シートなどと言われるものも含まれるため、「吸音材」というアイテムと合わせて【壁】に設置することで、防音効果を高めることができるアイテムなんです。

しかし、実際に「防音シート」や「防音マット」について調べる方の多くは、【窓】の対策として、シートを窓に貼ってしまえば騒音が解決するのではないかと思いがちです。

【窓】の対策として「防音シート」を設置した場合、単体ではほとんど効果を感じられません。

窓からの騒音対策として自分でDIYをして対策を検討されている場合は、数mm程度の厚みのシートを貼るよりは、「吸音材」を使用して、出来るだけ窓の隙間を塞いで頂いたり、厚みと重量のある防音カーテンを二重・三重にして対策していただくほうが、よほど効果的です。

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「防音マット」と「防音シート」の違いとは?

 それでは、「防音マット」と「防音シート」は、一体何が違うのでしょうか?

といっても、そもそも「防音マット」と「防音シート」にそれぞれ明確な定義などはございません。イメージとして、マットはある程度厚みのあるもの、シートは薄くて安価で手軽に取り付けられそうなもの、といった違いがございます。

防音マット

防音専門ピアリビングでの定義: 3mm以上厚みのある防音商品。通常、床や壁に使用されます。

防音シート

防音専門ピアリビングでの定義:  3mm未満の厚みの防音商品。基本的には壁や天井に使用します。※単体で床に敷いても、あまり大きな効果を見込みにくい商品です。

防音シートというのは、ほとんどのものが防音シートという名の「遮音シート」であることが多く、遮音シートというのは簡単に言うと音を反射させて反対側に音を伝えにくくする効果があるアイテムです。

しかし、3mm未満の薄型の、いわゆる防音シートといわれるような商品は、ほとんどのものが、単体ではあまり効果を感じられません。



遮音材は、重量があるものほど効果が高いといっても過言ではないため、そもそもシート状になった薄型のものは、単体でそれほど大きな効果を見込みにくいんです。

効果的な遮音材の代表で挙げられるものとして、「コンクリート」や「鉛材」などがあります。

しかしながら、上記で挙げたような「コンクリート」や「鉛材」を一般のご家庭で簡易防音対策に使用することはまず難しいため、ちょっとした生活音の対策としてひとまず試してみたい、といった場合には取り付けやすい「遮音シート(防音シート)」で対策していただくことをお勧めいたします。

「遮音シート(防音シート)」は、カーペットなどと合わせたり、吸音材と一緒にご使用いただくことで、音の軽減効果を見込んで頂けます。

ただし、足音や下の階から響く音など、振動を伴う重低音の対策を検討されている場合は、【床】の防音対策として、出来るだけ厚みのある「防音マット」を試して頂くことをお勧めいたします。

「防音マット」の種類と正しい使い方

それでは、防音マットについて詳しくお話していきたいと思います。

まず、「床」の防音対策をしたいと思ったときの原因として、大きく2つに分けられる場合ほとんどです。

それは…、【音】の対策なのか【振動】の対策なのか、ということです。

【音】の対策の場合

【音】の対策…、つまり、空気を伝わって耳に聞こえる、空気伝搬音に関しては、音の反射を遮る必要があります。

その場合、遮音性の高い、硬さのあるゴム素材の防音マットがオススメです。

遮音性の高いゴム性の防音マットは、基本的にはカーペットやラグの下に重ねて使う商品ですので、お持ちのカーペットと合わせてご使用ください(#^^#)

音の対策や、階下からの騒音対策にオススメな防音マットは「P防振マット

P防振マット
P 防振マット

【振動】の対策の場合

「足音」・「ピアノの打鍵音」・「ドラムの打鍵音」・「マッサージ機の振動」などの、いわゆる振動対策の場合、上記でご案内したようなゴム製の硬い防音マットを敷いてしまうと逆に振動がより響きやすくなってしまう場合がございます。

特に、よくホームセンターなどで販売されている防音マットには、ゴム製のマットが多いため、ゴム製のマットで対策をされる方は多くいらっしゃるのですが、全く効果が感じられなかったというお問い合わせを頂くこともあります。

その理由として、それぞれのマットの特性が全然違うことが考えられます。

お布団などで試していただくと分かりやすいのですが、机の上でトンカチを叩いた時と、お布団の上でトンカチを叩いた時では、全然音や振動の発生の仕方が違いますよね。

この場合、吸音・制振効果(音と振動を熱エネルギーに変換して小さくしてくれる力)を持ったお布団が、トンカチから出た音や振動を十分軽減できているため、お布団をトンカチで叩いてもあまり音が気にならないのです。

逆に、遮音・防振効果(音や振動を跳ね返して反対側へ伝えないようにする力)が高いゴムマットや木材などをトンカチで叩くと、叩いたときの音が跳ね返ってきたり、振動が発生しますよね。

これをそれぞれの防音マットに当てはめて、もう一度考えてみてください。

足音など、振動が強すぎる場合は、まずその振動の力を弱めないと抑えることが難しいですよね(*_*)

そのため、振動対策を重視したい場合は、出来るだけ厚みのあるやわらかい素材のカーペット・もしくは衝撃緩和性の高い制振マットをカーペットなどと併用しましょう。

ジョイントマットも効果的ですが、ジョイントマットの種類によっては単体ではあまり大きな効果が見込めない場合もございますので、出来れば防音カーペットなどと併用してご使用頂くことをお勧めいたします。

足音などの振動対策にオススメの防音マットは「足音マット

このように、まず柔らかくてクッション性があり、厚みのある防音マットで振動自体を和らげた上で、それでも防音効果が物足りない場合に、重量のあるゴム性マットなどを重ねることで更に防振効果を高めることが出来ます。

とりあえず「音」も「振動」もどちらも対策したい!そんな時には?

 「これから初めて、床に防音マットや防音シートの設置を考えている・・・」

 「音も振動もどちらも気になるので、どっちも対策したい!」

そんな時には、まずは「防音カーペット」を設置して対策していただくことをお勧めいたします。

防音カーペットというのは、表面の糸繊維が使用されているパイル部分が振動を和らげる役割を持ち、裏側の重量があるバッキング部分で和らげた振動を抑えることができる、画期的な構造になっています。

「防音カーペット」もたくさん種類がありますが、当店がお勧めする最も効果的な3商品に絞って今回はご紹介させていただきます!

「ジョイントマット」や「カーペット」などをまだ使用されてない方は、防音マットや防音シートを床に設置する前に、まずは上記のカーペットなどで対策していただくことをお勧めいたします。

逆に、すでに「カーペット」や「ジョイントマット」を使用している方は、使用目的に合わせて「足音マット」や「P防振マット」などの防音マットや防音シートをご活用ください!

まとめ

最後まで記事をご購読頂きまして誠にありがとうございましたm(__)m

防音対策って、実際に商品を設置してみるまで効果が分からないから、どうしても不安になりますよね。せっかく高いお金をかけたのに全然効果がなかった、なんてことにもなりたくないし。

そのためにも、まずは防音に関する情報を少しでも知っていきましょう。

音や騒音で悩まれている方はぜひお気軽にご相談ください(*^^*)

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