ペットの鳴き声、足音
「犬の鳴き声で苦情を言われてしまった…」 「猫走り回る音が下の階に響いていないか不安」 そのような悩みをお持ちの方へ。
このページでは、ペットの鳴き声や足音対策 についてご紹介していきます。
どんな対策が必要?
ペット(犬、猫など)の防音を考える際、
・「鳴き声」の防音
・「足音」の防音
どちらかによって、対策が異なります。
鳴き声…空気を介して伝わる『空気伝播音』に含まれます。お部屋の隙間から音が漏れているケースが 多く、基本的には防ぎやすい音になります。
足音…床から壁、天井に伝播する『固体伝播音』に 含まれます。音の発生源に対して、振動を防ぐ対策 が必要で、防ぎづらい音になります。
鳴き声の防音対策
1.窓の防音をする 難易度★☆☆
鳴き声などの空気伝播音は、窓から音が漏れているケースが多いです。そのため、まずは窓の対策を優先的に行いましょう。
対策方法としては、
・窓に隙間テープを貼り、隙間を防ぐ
・窓に厚手のカーテンや防音カーテンを取り付ける
の2つが挙げられます。
- ふーこ代表の一言
- 窓には、厚手のカーテンや防音カーテン以外にも、お手持ちのカーテン の裏に取り付けて防音できる「防音ライナー」を設置することもおすすめです。
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2.ケージを防音する 難易度★★☆
犬や猫をケージで飼われている方は、ケージの周りを、音を吸収してくれる吸音材や厚手の布・防音カーテンなどで囲っていただくことで、音が軽減されます。 特に高い音ほど軽減されやすいです。
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3.壁を防音する 難易度★★☆
築年数が経っている物件、壁が薄い物件(後はGL工法の 壁)にお住まいの方で、壁から音が漏れていると感じる 場合は、壁の防音もおすすめしています。
壁には、高密度な吸音材か、ピアリビングオリジナル のワンタッチ防音壁が良いです。吸音材の中でもフワ フワとした密度が低いものは、防音という観点で見る と期待しているほどの効果が得られない可能性があり ます。十分注意しましょう。
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足音の防音対策
ペット(主に猫)の足音を対策する場合、防音マットを敷 くことが必須です。足音のような固体伝播音は床から壁、 天井などに伝わるので、音の発生源に対して、厚みと重 量のある防音マットを敷くようにしましょう。
防音マットを選ぶ時の注意点
・表面の毛の形状(パイル)がループ丈のものは避ける
・重量と厚みのあるマットを選ぶ
防音マットを選ぶ時、パイルがループ状のものは避け ましょう。ループ状のマットの場合、ペットの爪が 毛に引っかかって爪を痛めてしまう可能性があります。
また、防音マットは重量と厚みのあるものを選ぶこと も大切です。固体伝播音は重量と厚みがあるマットで 振動を抑える必要があります。
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よくある質問
ペットの音にはどんな防音対策が必要ですか?
ペットの音は主に「鳴き声(空気伝播音)」と「足音(固体伝播音)」の2種類に分かれます。鳴き声対策には窓・壁の遮音、足音対策には厚みとクッション性のある防音マットの使用が効果的です。
犬や猫の鳴き声が外に漏れるのを防ぐ方法は?
隙間テープで窓の隙間を塞いだうえで、防音カーテンやカーテン裏に設置できる防音ライナーを活用するのが効果的です。これにより、空気を介して伝わる音漏れを軽減できます。さらに音を軽減したい場合は、窓用ワンタッチ防音ボードなどの防音ボードでの対策もおすすめです。
ペットのケージ周りの防音対策は可能ですか?
はい。ケージの周囲に吸音材や防音カーテンを設置することで、鳴き声の響きや漏れを和らげることができます。特に高音域に効果があります。ただし、吸音材は断熱効果があるものが多くあるため、換気等の対策を行うなど、ご注意の上で防音対策をご検討ください。
ペットの足音が階下に響く場合、どう対策すればいいですか?
「静床プレミア」や「足音マット」など、厚みとクッション性、重量のある防音マットを敷くことが効果的です。マットのパイル(毛足)はループ状でないものを選ぶことで、ペットの爪への引っかかりも防げます。