外からの音は窓からのみ入るとは限りません。
換気扇や水道・下水の配管を通してなど他から音が入れば 音が聞こえるように感じます。
「せっかく窓を防音したのに効果がなかった」ということがないように、いま一度室内をご確認ください。
また車の音や工事の音などの、振動を伴う音の防音は無理とお考えください。
窓は薄いものなので、ガラス一枚ではどうしてもそこから音が逃げていきます。
部屋の開口部ですので、壁で防音するのとは一味違います。カーテンだけで防ぐなら、
・防音レースカーテン
・防音カーテンライナー
・防音カーテン
の三重構造にして、ようやく静かさが実感できるようになるほどです。
完全に窓からの音を防ぎたいなら、
・窓用ワンタッチ防音ボード
のご使用もお勧めいたします。
よくホームセンターなどで取り扱っている、「防音カーテン」を謳う製品を手に取ってみてください。それはズッシリと重いですか?
「音」というのは空気を震わす圧力なので、それをしっかり受け止めて対抗(遮音)するには重い物体で受け止めるが必要です。壁レベルには重い物質でないと、容易に音に負けてしまうことはお判りいただけるかと思います。
しかも、その物体の前に、音を乱反射して吸音する柔らかい素材も必要です。この柔らかい素材で音をできるだけ吸収し、最後に重い素材で外への漏れをブロックするわけです。
そこで、ピアリビングが防音専門店としてお勧めするなら、下記のようなカーテン構造が必要と考えます。
部屋の中を向く吸音布の向こうには、ずっしり重い遮音布があります。その間には空気の層ができるので、これも重要な遮音構造を形成します。遮音布にはアクリル樹脂を塗布して遮音コーティングを行います。
この三重構造によって、本当に満足のいく防音カーテンが出来上がります。これを実現したのが、弊社で一番人気の防音カーテン「コーズ」です。
当店がお勧めする、防音カーテン「コーズ」の表面は、拡大するとボコボコとしたワッフル構造になっています。このワッフル生地が、重要な吸音層を形作ります。
音の圧力を多数の孔(あな)でしっかりと受け止め、織りの合間で音のベクトルを徐々に跳ね返しながら、最終的に吸収していくイメージです。
しかも、防音カーテンはただ吊るだけでは効き目が半減します。せっかく性能のよい防音カーテンをかけても、横の隙間や上の隙間がある場合、そこからどんどん音がこぼれ出ていきます。
・カーテンは長めのものを。
・上部に、できればカーテンレールボックスを。
・カーテン上部のひだをなくし、窓にぴっちりフィットさせる。
・カーテン同士の重なりを作る。
といった、防音カーテンの掛け方の工夫も重要です。
ここまでやれば完璧・・・
さらにピアリビングでは、横の隙間を一掃するため、ダブルカーテンレール分のマチをつけた新製品「コーズプラス」を開発いたしました。この商品ですと、ジャストサイズのカーテンをただ吊っていただくだけで、完全に窓を覆うことができます。
「どうしても2重サッシに変えられない」、「防音ボードなどで陽ざしがはいらなくなるのはいや」「もっと手軽に窓からの音を軽減したい」
そのような場合には「防音カーテン コーズ」+「かんたん防音ライナー」+「防音レースカーテン トル」の合わせ技をおすすめします。
空気層が2段できるので、カーテンといえどもかなり効果が高くなります。
開閉が頻繁な窓向け。
ただし音漏れしないようにドレープはつけず、窓をべったり覆うようにします。
「今のお気に入りのカーテンに手軽に防音機能をプラスできないか?」とお考えの場合は、「カーテンコーズ」の三重構造を活かした「かんたん防音カーテンライナー」のご利用もお勧めです。
この商品はピアリビングが独自開発したもので、「カーテンコーズ」に市販のカーテンの多彩さをうまくプラスできる、便利な防音アイテムです。「カーテンを一から取り替えるのは敷居が高い...」とお悩みの方は、この商品から窓の防音をスタートしてみませんか?
「カーテンどころか、窓を埋めてしまいたいが、賃貸物件でそんなわけにも行かず...」という場合、ピアリビングではオーダーメイドで「窓用ワンタッチ防音ボード」というアイテムを製作承っております。
この商品は、窓にぴっちり合うサイズの防音ボードを、取っ手と隙間を塞ぐゴムパッキンをつけて製作させていただくものです。弊社の大人気商品「ワンタッチ防音壁」を窓用にアレンジしました。
傾いた窓枠や桟(さん)などとの兼ね合いもしっかり調整しながら製作いたしますので、ぜひ正確に窓を計測した上で、オーダーお見積をご用命ください。
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