「吸音パネルや吸音材がたくさんあって違いが分からない」「賃貸でも使える人気の吸音ボードを知りたい」

このようなお悩みはありませんか?

在宅勤務やオンライン会議が増えたことで、自宅の音環境を改善したい方が増えています。しかし、吸音パネルを探してみると、ロックウール・ポリエステル・ウレタン・フェルトなどさまざまな素材があり、「どれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。

実際に防音専門ピアリビングには、

  • Web会議の反響音を改善したい
  • 楽器演奏の音環境を整えたい
  • 賃貸でも設置できる吸音材が欲しい

といったご相談が数多く寄せられています。

吸音パネル選びで重要なのは、「人気商品を選ぶこと」ではなく、「自分の目的や部屋に合った商品を選ぶこと」です。

この記事では、防音専門店の視点から、吸音パネルの選び方やおすすめ商品、購入前に知っておきたい注意点まで詳しく解説します。

目次
  1. 吸音パネル選びで迷ったら用途別に選ぶのがおすすめ
    1. テレワーク・Web会議が目的なら
    2. 楽器演奏や音楽制作が目的なら
    3. 隣からの騒音や音漏れを防ぎたいなら
  2. 吸音パネルの選び方|購入前に確認したい4つのポイント
    1. 【1】設置場所で選ぶ
      1. 壁に設置する場合
      2. 天井に設置する場合
      3. 窓に設置する場合
    2. 【2】目的で選ぶ
    3. 【3】素材で選ぶ
      1. ロックウール
      2. グラスウール
      3. ポリエステル
      4. ウレタン
      5. フェノール樹脂
  3. 目的別おすすめ吸音パネル6選
    1. とにかく効果を重視したいなら
    2. 設置しやすく肌に優しい素材を使いたいなら
    3. 設置した後のデザイン性を重視したいなら
    4. 室内の反響音だけをしっかり軽減したいなら
    5. 天井など設置が難しい場所に簡単に設置したいなら
    6. 水回りや屋外で使用したいなら
  4. 購入前によくある失敗例5選
    1. 失敗① 音漏れがなくなると思っていた
    2. 失敗② 必要枚数が足りなかった
    3. 失敗③ 貼る場所を間違えた
    4. 失敗④ 賃貸なのに接着固定してしまった
    5. 失敗⑤ 部屋の見た目が悪くなった
  5. 購入者レビュー分析から分かった「満足する人」と「後悔する人」の違い
    1. 満足している人の特徴
    2. 後悔している人の特徴
    3. レビューから見えたおすすめの選び方
  6. そもそも吸音パネルで何が解決できるの?(吸音と遮音の違い)
    1. 空気伝播音と固定伝搬音の違い
    2. 防音・遮音・吸音の違い
  7. 防音専門店が吸音パネルとの併用におすすめする遮音シート2選
  8. よくある質問
    1. 吸音パネルは何枚必要ですか?
    2. 賃貸でも使えますか?
    3. 吸音パネルで音漏れは防げますか?
    4. 吸音パネルはどこに貼るのが効果的ですか?
  9. まとめ

吸音パネル選びで迷ったら用途別に選ぶのがおすすめ

吸音パネルはどの商品も同じではありません。まずは、改善したい音の悩みに合わせて選ぶことが重要です。

テレワーク・Web会議が目的なら

自分の声が壁や窓に反響し、部屋の中で響いている場合はポリエステル系吸音材がおすすめです。

特にポリリーフは高密度ポリエステルを採用しており、繊維飛散が少なく肌にも優しいため、長時間過ごす書斎やリビングにも取り入れやすい商品です。

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリリーフは子供の肌にも優しいポリエステル素材を使用した高密度な吸音材なので、防音効果が得られやすく扱いやすい商品です。

  • 商品サイズ:500mm×500mm×30mm厚 1枚
  • 平均吸音率:62%
  • 価格:4,180円(税込)〜

楽器演奏や音楽制作が目的なら

音質改善や反響コントロールを重視するなら、ロックウールボードがおすすめです。

ロックウール

ロックウール系吸音材「ロックウールボード」

スタジオや音楽室でも採用されるロックウール素材は高い吸音性能を持ち、演奏環境を整えるのに適しています。密度が非常に高いので、DIYで騒音対策を行う際にも最適な吸音材です。

  • 商品サイズ:605×910mm 25mm・50mm厚
  • 平均吸音率:94%(50mm厚の場合)
  • 価格:6,600円(税込)〜

隣からの騒音や音漏れを防ぎたいなら

ここで注意したいのが、吸音材だけでは音漏れを完全に防げないという点です。

吸音材は室内の響きを改善するための製品です。隣室への音漏れや外部騒音対策には、吸音材だけでなく遮音材や防音パネルとの組み合わせが必要になります。

ワンタッチ防音壁

防音パネル「ワンタッチ防音壁」

ワンタッチ防音壁は、賃貸OK・工事不要のピアリビングオリジナル防音パネルです。最短5分で設置が可能で、高密度グラスウール素材の吸音材と遮音シートがサンドイッチ構造になっています。

  • 1枚の最大サイズ:900mm×900mm×50mm厚
  • 透過損失(防音)の目安:-10dB軽減(だいたい半分程度に聞こえる)
  • 価格:17,600円(税込)〜

吸音パネルの選び方|購入前に確認したい4つのポイント

【1】設置場所で選ぶ

吸音材はどの商品を選ぶかだけでなく、どこに設置するかも重要です。

壁に設置する場合

壁に吸音材を設置しているイメージ画像

もっとも設置がしやすく、効果を感じやすい場所です。特に、

  • デスク正面
  • デスク背面
  • スピーカー背面

などは、優先的に対策したいポイントです。

天井に設置する場合

天井に吸音材を設置しているイメージ画像

吹き抜けや天井が高いお部屋では、音が天井に反射して、室内で響く反響音が気になる場合があります。天井への設置が可能な、両面接着剤付きの軽量なウレタン系吸音材を選ぶと効果的です。

窓に設置する場合

ガラス面は音を反射しやすいため、窓周辺の対策も重要です。ただし、窓に吸音パネルや吸音材を直接設置すると、窓の開閉が難しくなったり、窓から光が入らなくなってしまいます。

窓に反射する音を対策したい場合は、まず防音カーテンを設置していただくことをおすすめいたします。

※ 防音専門店がおすすめする防音カーテン一覧はこちら

【2】目的で選ぶ

吸音材は目的によって選ぶべき商品が異なります。

  • Web会議
  • 配信時の話し声や音声
  • オーディオの音
  • 楽器演奏
  • 生活音対策

など、自分が何を改善したいのかを整理してから選びましょう。

【3】素材で選ぶ

ロックウール

ロックウールは、玄武岩などの天然岩石や鉄鋼スラグを高温で溶かし、細かい繊維状にした「人造鉱物繊維」です。微細な繊維の隙間に大量の空気を含んでいるため、音の振動を熱エネルギーに効率よく変換する非常に高い吸音性能を持っています。また、耐火性や断熱性にも優れており、建築物や音楽スタジオの本格的な防音壁に広く採用されています。

当店が取り扱っているロックウール系吸音材の「ロックウールボード」は、高い密度と吸音性能を誇り、遮音シートと組み合わせて使用することで、防音対策(音を伝えない・騒音を軽減する)目的としてもご使用いただけます。ただ、直接素材を触ると、肌が赤くなったりチクチク感を感じる場合がございます。

※ロックウールは玄武岩・その他の天然岩石などを主原料とした人造鉱物繊維です。WHOの下部機関であるIARCによる発がん性評価は、人に対し発がん性に分類しない「グループ3」に属しています。(ポリエチレンやお茶なども同じグループ3に属します。)
※これに対し、アスベスト(石綿)は「グループ1」に属する素材ですので、ロックウールはアスベストとは全く異なる安全な素材となります。

ロックウール

ロックウール系吸音材「ロックウールボード」

スタジオや音楽室でも採用されるロックウール素材は高い吸音性能を持ち、演奏環境を整えるのに適しています。密度が非常に高いので、DIYで騒音対策を行う際にも最適な吸音材です。

  • 商品サイズ:605×910mm 25mm・50mm厚
  • 平均吸音率:94%(50mm厚の場合)
  • 価格:6,600円(税込)〜

グラスウール

グラスウールは、リサイクルガラスなどを高温で溶かして細い繊維状にした素材です。ロックウールと同様に空気の層を多く含むため、吸音性・断熱性に優れており、一般的な住宅の壁の中にある断熱材としても最もポピュラーに使われています。

製品によって様々な密度がありますが、当店が取り扱っているグラスウール系吸音材の「GCボード」は密度が32kg/m3のため、室内で響く音や高音域の対策におすすめの吸音材です。ただ、直接素材を触ると、肌が赤くなったりチクチク感を感じる場合がございます。

※グラスウールはリサイクルガラスなどを主原料とした人造鉱物繊維です。WHOの下部機関であるIARCによる発がん性評価は、人に対し発がん性に分類しない「グループ3」に属しています。(ポリエチレンやお茶なども同じグループ3に属します。)

グラスウール系吸音材「GCボード」

GCボードは、最高峰の吸音率99%を誇るグラスウール材です。ホームシアターや音楽スタジオなど、本格的な音響空間の反響を軽減したい場合におすすめです。

  • 商品サイズ:605×910mm 25mm・50mm厚
  • 平均吸音率:99%(50mm厚の場合)
  • 価格:10,560円(税込)/2枚入〜

ポリエステル

ポリエステルは、衣類やペットボトルなどにも広く使われている、私たちの生活に最も身近な合成繊維です。吸音材として加工されたポリエステルは、繊維が1本ずつ複雑に絡み合うことで音を吸収します。

当店が取り扱っているポリエステル系吸音材の「ポリリーフ」や「フェルメノン」は、肌に優しくデザイン性にも優れているため、リビングや子供部屋、書斎などの生活空間に手軽に取り入れたい方にぴったりです。

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリリーフは子供の肌にも優しいポリエステル素材を使用した高密度な吸音材なので、防音効果が得られやすく扱いやすい商品です。

  • 商品サイズ:500mm×500mm×30mm厚 1枚
  • 平均吸音率:62%
  • 価格:4,180円(税込)〜
フェルメノン

ポリエステル系吸音材 「フェルメノン」

フェルメノンは、軽量の薄型吸音材です。子供の声が響く、会話が響く、テレビの音が聞こえづらい」といった日常のライトな生活音の解消におすすめです。

  • 商品サイズ:40cm×40cm/80cm×60cm 9mm厚
  • 平均吸音率:28%
  • 価格:3,630円(税込)〜

ウレタン

ウレタン吸音材は、ポリウレタン樹脂を発泡させて作られたスポンジ状の素材です。材料の内部にある「オープンセル(連続気泡)」と呼ばれる無数の細かな気泡の壁に音がぶつかることで、効率よく音を吸収します。
非常に軽量で柔軟性があるため、壁への貼り付けはもちろん、通常の重い吸音ボードでは落下の危険がある「天井」などへの設置が最も簡単なのがメリットです。人間の話し声(中高音域)から一部の低周波帯までバランスよく吸音し、カッターなどで簡単にカットできる加工性の高さも魅力です。

当店が取り扱っているウレタン系吸音材の「カームフレックス」は、軽量で施工が簡単な上、裏面に両面テープがあらかじめ付属しているため、天井や壁へサッと設置してオンライン会議の反響音をすぐに改善したい方におすすめです。

カームフレックス

ウレタン系吸音材 「カームフレックス」

カームフレックスは、軽量なウレタン系吸音材です。オンライン会議で聞き返される、マイクに反響が乗る、配信時の部屋鳴りといった話し声のトラブル解消や天井への設置におすすめです。

  • 商品サイズ:50cm×50cm 20mm/40mm厚
  • 平均吸音率:64%(40mm厚の場合)
  • 価格:13,200円(税込)/8枚入〜

フェノール樹脂

フェノール樹脂は、高い耐火性と断熱性を合わせ持つプラスチックの一種です。これを特殊な技術で泡立てて硬化させた吸音材は、微細な「3次元セル構造」を持っており、一般的な軽量吸音材が苦手とする「中低音域」から高音域まで、幅広い周波数をバランスよく吸音できるのが特徴です。
また、一般的なウレタンやフェルトの吸音材は「水や湿気を含むとカビたり劣化したりする」という弱点がありますが、フェノール樹脂は吸水による劣化がほぼないため、水分や湿気が気になる環境でも長期間その性能を維持できます。

当店が取り扱っているフェノール樹脂系吸音材の「カルモフォーム」も、屋外での対策におすすめの吸音材です。

フェノール樹脂系吸音材「カルモフォーム」

フェノール樹脂系吸音材 「カルモフォーム」

カルモフォームは、耐水性に優れたフェノール樹脂系吸音材です。水を含んでも劣化しにくいため、水回りや工場設備、半屋外などの特殊な環境での吸音対策におすすめです。

  • 商品サイズ:910mm×605mm/910mm×915mm
  • 商品の厚み:25mm/50mm厚
  • 平均吸音率:65%(50mm厚の場合)
  • 価格:5,500円(税込)〜

目的別おすすめ吸音パネル6選

とにかく効果を重視したいなら

音漏れ対策や壁から聞こえる騒音対策などで、とにかく防音効果を重視したい場合は、吸音材だけでなく遮音材も使って、パネル内部をサンドイッチ構造にしている防音パネル「ワンタッチ防音壁」での対策がおすすめです。

※ 防音パネルは「隣からの音を完全にゼロにする(無音にする)」ものではありませんが、壁に伝わる空気の振動をしっかり受け止めることで、聞こえてくる騒音やこちらからの音漏れを大幅に和らげる(軽減する)ことができます。

「隣の部屋からの話し声を気にならないレベルまで減らしたい」「こちらからの音漏れをだいたい半分程度に抑えたい」といった、今ある騒音ストレスを大きく軽減・緩和させたい場合に非常に高い効果を発揮します。

ワンタッチ防音壁

防音パネル「ワンタッチ防音壁」

ワンタッチ防音壁は、賃貸OK・工事不要のピアリビングオリジナル防音パネルです。最短5分で設置が可能で、高密度グラスウール素材の吸音材と遮音シートがサンドイッチ構造になっています。

  • 1枚の最大サイズ:900mm×900mm×50mm厚
  • 透過損失(防音)の目安:-10dB軽減(だいたい半分程度に聞こえる)
  • 価格:17,600円(税込)〜

出来るだけ費用を抑えてDIIYで対策したい場合や、室内での音の響きだけをしっかり対策したい場合は、「ロックウールボード」や「GCボード」での対策がおすすめです。

ロックウール

ロックウール系吸音材「ロックウールボード」

スタジオや音楽室でも採用されるロックウール素材は高い吸音性能を持ち、演奏環境を整えるのに適しています。密度が非常に高いので、DIYで騒音対策を行う際にも最適な吸音材です。

  • 商品サイズ:605×910mm 25mm・50mm厚
  • 平均吸音率:94%(50mm厚の場合)
  • 価格:6,600円(税込)〜

設置しやすく肌に優しい素材を使いたいなら

ポリリーフは「防音×肌に優しい」をテーマに開発された高密度ポリエステル吸音材です。ガラス繊維を使用していないため、子供部屋や寝室・デスク周りの対策でも使いやすいのが特徴です。

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリエステル系吸音材 「ポリリーフ」

ポリリーフは子供の肌にも優しいポリエステル素材を使用した高密度な吸音材なので、防音効果が得られやすく扱いやすい商品です。

  • 商品サイズ:500mm×500mm×30mm厚 1枚
  • 平均吸音率:62%
  • 価格:4,180円(税込)〜

設置した後のデザイン性を重視したいなら

フェルメノンは薄くて軽量なフェルト系吸音材です。豊富なカラーバリエーションがあり、インテリアの一部として取り入れやすいのが特徴です。

虫ピンやホットメルトで取り付けられるため、DIYが苦手な方や、賃貸住宅でも比較的使いやすい吸音材です。

フェルメノン

ポリエステル系吸音材 「フェルメノン」

フェルメノンは、軽量の薄型吸音材です。子供の声が響く、会話が響く、テレビの音が聞こえづらい」といった日常のライトな生活音の解消におすすめです。

  • 商品サイズ:40cm×40cm/80cm×60cm 9mm厚
  • 平均吸音率:28%
  • 価格:3,630円(税込)〜

また、デザイン性重視の商品としてはSottoなども人気がありますが、フェルメノンは吸音性能とインテリア性のバランスが良い商品です。

引用元:スタイルダード ウッドパネル・吸音ウォールパネル「ソット」(https://kabe.tomoyasu.co.jp/wallpanel/sotto.html)

室内の反響音だけをしっかり軽減したいなら

GCボードは密度32kg/m³のグラスウールボードをベースに、ホワイトのガラスクロスを片面に貼り合わせた吸音材です。特に、会議室やオフィス、オーディオルームなど、室内の反響音を整えたい場合に適しています。

グラスウール系吸音材「GCボード」

GCボードは、最高峰の吸音率99%を誇るグラスウール材です。ホームシアターや音楽スタジオなど、本格的な音響空間の反響を軽減したい場合におすすめです。

  • 商品サイズ:605×910mm 25mm・50mm厚
  • 平均吸音率:99%(50mm厚の場合)
  • 価格:10,560円(税込)/2枚入〜

天井など設置が難しい場所に簡単に設置したいなら

カームフレックスは軽量なウレタン系吸音材です。裏面に両面テープが付属しているため施工しやすく、天井などの設置が難しい場所にも対応できます。

また、中高音域や一部低周波帯まで幅広く吸音できるため、Web会議やオーディオ用途にもおすすめです。

カームフレックス

ウレタン系吸音材 「カームフレックス」

カームフレックスは、軽量なウレタン系吸音材です。オンライン会議で聞き返される、マイクに反響が乗る、配信時の部屋鳴りといった話し声のトラブル解消や天井への設置におすすめです。

  • 商品サイズ:50cm×50cm 20mm/40mm厚
  • 平均吸音率:64%(40mm厚の場合)
  • 価格:13,200円(税込)/8枚入〜

水回りや屋外で使用したいなら

カルモフォームはフェノール樹脂系吸音材です。最大の特徴は、水を含んでも劣化しにくいことです。

一般的な吸音材では難しい、水回りや屋外、半屋外空間などでも使用しやすくなっています。

軽量ながら高い吸音性能を発揮するため、特殊な環境で吸音対策を行いたい方におすすめです。

フェノール樹脂系吸音材「カルモフォーム」

フェノール樹脂系吸音材 「カルモフォーム」

カルモフォームは、耐水性に優れたフェノール樹脂系吸音材です。水を含んでも劣化しにくいため、水回りや工場設備、半屋外などの特殊な環境での吸音対策におすすめです。

  • 商品サイズ:910mm×605mm/910mm×915mm
  • 商品の厚み:25mm/50mm厚
  • 平均吸音率:65%(50mm厚の場合)
  • 価格:5,500円(税込)〜

購入前によくある失敗例5選

失敗① 音漏れがなくなると思っていた

吸音材は反響音を抑える商品です。音漏れ対策には遮音対策も必要になります。

吸音と遮音の違いについては、この後のセクションで詳しくご説明いたします。

失敗② 必要枚数が足りなかった

吸音材は、出来るだけ音が反射する対策場所全面に施工することでより高い効果を発揮します。

失敗③ 貼る場所を間違えた

音が発生している場所や、音が反射している場所を優先的に対策しましょう。音を出した時の正面が、最も音が反射しやすい場所となります。

失敗④ 賃貸なのに接着固定してしまった

賃貸住宅のお部屋を対策する場合は、原状回復まで考えて設置方法を選ぶことが重要です。

失敗⑤ 部屋の見た目が悪くなった

吸音性能だけでなく、デザイン性も確認しましょう。実際の吸音材のカラーや、お部屋に設置した後に部屋が暗くならないかなども事前の確認ポイントです。

購入者レビュー分析から分かった「満足する人」と「後悔する人」の違い

満足している人の特徴

  • 設置場所を事前に検討している
  • 吸音と防音の違いを理解している
  • 用途に合った素材を選んでいる

後悔している人の特徴

  • 知識がないまま、防音効果や騒音対策効果だけを期待していた
  • 必要面積を考えていなかった
  • 設置方法を確認していなかった

レビューから見えたおすすめの選び方

人気商品を選ぶよりも、「何の音を改善したいか」を明確にした方が満足度は高くなります。

そもそも吸音パネルで何が解決できるの?(吸音と遮音の違い)

実際に対策する前に、防音のキホンをおさらいしましょう。

空気伝播音と固定伝搬音の違い

空気伝搬音(空気音)…空気を介して伝わる音。人の声、楽器の音、車の走行音などは空気音。
固体伝搬音(固体音)…固体を介して伝わる音。床を歩いた時の音、壁を叩いた時の音などの衝撃や振動を指します。固体音は空気中に放射される際に空気音となる。

空気音と固体音
話し声の周波数と音量
話し声の周波数と音量

防音・遮音・吸音の違い

隣の部屋からの音漏れ対策や防音対策は、吸音と遮音の働きを併用して防音します。

防音:「音を軽減すること・防ぐこと」を目的とする場合によく使われている言葉です。音の種類や方向によって様々な方法があります。

吸音:吸音材やクッションなどの物体に音がぶつかる(受け止めさせる)ことで、空気の振動が熱エネルギーへと変化し、物体の手前に反響する音や物体を抜ける音を減衰すること。

ピアリビングでよく吸音材と併用することをおすすめしている「遮音材」とは異なる働きをします。

遮音:密度や重量のあるものに音がぶつかる(受け止めさせる)ことで、物体の向こう側に伝わる空気の振動を遮断すること。

抜ける音を和らげる吸音とは違い、音を通さない(遮断する)ことを目的とします。

しつこいほど毎記事にこのトピックを出して恐縮なのですが、音を理解することが防音への一番の近道になるので、吸音パネルを実際に購入する前に、ぜひ確認していただきたい豆知識です。

防音専門店が吸音パネルとの併用におすすめする遮音シート2選

ノイズストップ15
遮音シート「ノイズストップ15」

DIYにちょうどいいサイズ感で加工や施工がしやすい遮音シート。従来品と比較して面密度が高いので遮音効果もアップしています。

  • 商品のサイズ:幅470mm×長さ1m~10m
  • 商品の厚み:1.5mm
  • 価格:1m 1,980円(税込)〜
遮音シートサンダムCZ-12
遮音シート「サンダムCZ-12」

軽くて薄い分遮音シートの中でも施工がしやすく、不織布もついてる優れもの。カッターで簡単にカットができるのも魅力のひとつ。

  • 商品サイズ:幅940mm×長さ1m~10m
  • 商品の厚み:1.2mm
  • 価格:1m 2,750円(税込)〜

効果を重視するか、吸音パネルにあったサイズを優先して扱いやすさを重視するか、目的に応じて組み合わせるのがおすすめです。


よくある質問

吸音パネルは何枚必要ですか?

6畳程度なら、まず2〜4㎡程度の面積分を目安に検討しましょう。50cm角の吸音パネルなら8〜16枚、910mm×605mmサイズの吸音材なら4〜8枚必要になります。

賃貸でも使えますか?

商品や設置方法によりますが、ご使用いただくことは可能です。賃貸の建物を傷つけない設置方法について詳しく知りたい場合は、当店までお気軽にお問い合わせください。

吸音パネルで音漏れは防げますか?

室内で響く反響音の軽減には有効ですが、音漏れ対策には遮音も必要です。

吸音パネルはどこに貼るのが効果的ですか?

音が直接反射しやすい壁面が最もおすすめです。


まとめ

吸音パネル選びで本当に重要なのは、「人気の商品だから」という理由だけで選ぶのではなく、「自分の目的に合った商品」を選ぶことです。

テレワークでの話し声、楽器演奏、オーディオ、あるいは日常の生活空間など、対策したい音の種類や場所によって最適な素材や必要枚数は全く異なります。

まずは「自分が一番改善したい音の悩みは何か」を整理してみましょう。

あなたの目的にぴったりな吸音材を見つけることが、お部屋の音環境を改善し、より快適な空間をつくるための大切な第一歩になります。もし「どれを選べばいいか分からない」と迷ったときは、ぜひ防音専門店のピアリビングまでお気軽にご相談ください!