記事公開日:2017年11月10日 最終更新日:2021年8月6日


みなさんこんにちは!防音専門ピアリビングのキャサリンです(*^^*)

この記事では、防音対策を始めるにあたってありがちな、「とりあえず遮音シート」を使った対策が本当に効果があるのかどうか、防音専門店のスタッフの目線から解説していきたいと思います。

  • そもそも、遮音って何?
  • 「防音シート」と「遮音シート」って何が違うの?
  • 「防音シート」や「遮音シート」を貼っただけで効果はあるのか?
  • 遮音シートだけでは効果がないなら、どうしたらいいの?
  • 遮音シートと併用すると効果的な吸音材とは?
  • まとめ

そもそも、遮音って何?

 今回のメルマガでは、 遮音材「サンダムCZ-12」 ~あなたのことを、もっと知りたいの~ と題して、防音対策初心者の方がやりがちな「遮音シートを使った防音対策とその効果」に関してお話しさせていただきます!!!

(タイトルコールへの突っ込みは、それぞれ心の中だけでお願いいたします。)

↓遮音シートに関するお話は、こちらの動画でもご紹介しておりますので、良ければご覧ください。



遮音材は、簡単に言うと「音を遮って、反射させるためのもの」です。しかも、効果が高いものほど、金属が含まれていて厚いものになり、DIYで設置するのはかなり難しいです。

特に、鉛シートなどは扱いに十分注意が必要な素材で、一般の人が施工用に使うにはとても扱いずらい商品です。

「防音シート」と「遮音シート」って何が違うの?

 それでは、よく一緒にされがちな「防音シート」と「遮音シート」は一体何が違うのでしょうか?

基本的に、「防音」と言うのは「吸音(音を吸収して小さくすること)」や「遮音(音を跳ね返して反射させることで音を通さないようにすること)」などの音を遮るための用語の総称として使われています。

そのため、定義として正しい「防音シート」というものは「吸音」効果や「遮音」効果などをあわせ持ったシートのことです。

ただし、基本的に数mm程度のシートで、吸音と遮音の効果がどちらもあって、なおかつ防音効果の高いものなんて存在しないんです・・・(;o;)

よくホームセンターやインターネットショップなどで謳われている「防音シート」と言うのは、そのほとんどが「遮音シート」であることが多く、たまに厚みのあるものだと「吸音材」や「防音マット」などが合わせて「防音シート」として紹介されていることもあります。

そのため、「防音シート」と名のつく商品を検討される際には、その商品にどういった特徴があるのかなども確認していただくことをお勧めいたします。

▶︎「防音マット」についてはこちらで詳しく解説しています。

「防音シート」や「遮音シート」を貼っただけで、果たして本当に効果があるのか?

よくお客様からのお電話で、「壁に遮音シートを貼って、防音対策をしようと思うんだけど、オススメはある?」といったご相談をいただきます。

さて、ここでぜひ一緒に考えてみてください。

薄めの防音シート・もしくは遮音シートを貼っただけで、はたして本当に防音効果はあるのでしょうか?

…残念なことに、大きな効果は期待できません(+o+)


なぜなら、本当に効果の見込めるような遮音材は費用も高く、金属が含まれていることが多いため重量もあり、DIYで壁に設置するなんてことはかなり難しいからです。

少し安価で、重量もそれほどない遮音材は、使い勝手もいいけれど、遮音材単体ではそれほどの効果を見込めません。

そもそも、今住んでいるご自宅の壁を思い浮かべていただくと、大体10cm以上は厚みがありますよね。
この壁の内材には、吸音効果のある断熱材や、遮音効果のある素材が何層か重なっています。
そんな壁でも防げないような大きな音が、どうしてたった数ミリの防音シート・遮音シートで防げるというのでしょうか。


 もちろん、いくらかの音は軽減されています。
ただ、私たち人間の耳ではっきりわかる程度に、しっかりと軽減されているかというと、それはとても難しいです。
しかも、遮音材は音を反射させる働きがあるため、防音効果を期待してお部屋の壁に取り付けたら、反響音が余計に響いて、逆にうるさくなってしまったなんていう事例もあります。

仮に、壁を通過してきた音を少しでも反射させたいと、お部屋に遮音材をはるのであれば、遮音材が反射させることのできない音を軽減させる必要があります。

それじゃあ、一体どうしたらいいっていうんだい?

まあ、落ち着きたまえの○太くん!

 その役割をはたしてくれるのが吸音材です(^0_0^)!
吸音材は、音を熱エネルギーに変換して吸収することで、音の力を弱めてくれるものです。そのため、「ワンタッチ防音壁はちょっと予算が足りなくて…、」という方には、まずは吸音材を設置して頂くことをオススメしております。

▶︎「吸音材」についてはこちらで詳しく解説しています。

じゃあ、安価な遮音材なんて、結局意味ないものなの…?

いえいえいえ!決してそんなことはありません。
むしろ、吸音材と合わせてご使用いただくことで、大きな効果を発揮します!吸音材で軽減し、弱まった音の熱エネルギーを遮音材が反射させることで、その音は吸音材に跳ね返り、またさらに小さくなって遮音材が遮断してくれるのです。

それでは改めて、ピアリビングおすすめ遮音材のサンダム君、自己紹介を頼むよ。

C(S_S)Z「ゼオン化成の人気の軟質遮音シートを性能はそのままで、さらに使いやすく製品化されたのが、僕、サンダムCZ-12さ。サンダム兄弟たちの中では、一番施工がしやすく、唯一不織布もついてる優れもの。カッターでひょひょいと切ってもらっても構わないんだぜ。」

遮音シート「サンダムCZ-12」

通常の遮音材の中でも高性能で、重量もそれほどなく、施工・設置のしやすい遮音材です。

不織布のついている側が内側、などといった決まりはございませんので、お客様のお好みで設置して頂ければ幸いです。

遮音シート(サンダムCZ-12)と合わせて使える効果的な吸音材とは?

(1)高密度吸音材「ロックウールボード」

湿気に強いロックウール素材の吸音材。密度が非常に高いので、中高音域の音から低音域の音まで防音対策をするのにおすすめの吸音材です。ピアリビングおすすめ度No,1の吸音材で、防音対策に最適です。

高密度吸音材「ロックウールボード」

(2)グラスウール吸音材「GCボード」

少し密度の低い、吸音効果の高いグラスウール吸音材です。やわらかめなので施工しやすく、室内でキンキンと響くような反響音対策にオススメです。

グラスウール吸音材「GCボード」

(3)ポリエステル吸音材「ポリリーフ」

「ポリリーフ」は、お洋服などにもよく使用されるポリエステル繊維を使用した吸音材なので、小さなお子様がいるご家庭でも安心・安全にご利用いただける吸音材です。表面にお好みのクロスを貼り合わせることで、お部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズも可能です。

ポリエステル吸音材「ポリリーフ」

まとめ

 遮音シートは、あくまでも音を遮断して反対側に通さないように補助してくれる商品です。

薄手の遮音シートで大きな音や重低音を遮るのは、どうしても遮音シート側のパワーが足りない場合がございます。

そのため、出来るだけ厚みのある吸音材やカーペットなどと併用してご使用いただくことをお勧めいたします。

遮音シートを併用することで、より一層音を抑える力が高まり、自分の目指す快適な空間に近づいていくのではないかと思います(*^^*)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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