~この記事は、 2020年10月23日 配信分のメールマガジン本文となります。
過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため
本文そのままを再掲載しております。~

みなさんこんにちは!

防音専門ピアリビングのキャサリンです(*^o^*)

Topic

◎最近お問い合わせが多い「グランドピアノ」…アップライトピアノや電子ピアノと何が違うの?

◎グランドピアノ設置時にお勧めの防音対策とは?

▼「グランドピアノ」…アップライトピアノや電子ピアノと何が違うの?

ピアリビングでは、日々たくさんの音に関するお問い合わせを受け付けていますが、そんな中でも最近増えてきたのが「グランドピアノ」などの、楽器の防音対策についてです。

自宅で過ごす時間が増えて、楽器演奏を趣味として始められる方も増えたように思います。

昨日も、もともとアップライトピアノを演奏していたが、グランドピアノに買い替えることにしたので、何をすればいいか教えて欲しいといったお問い合わせをいただきました。

アップライトピアノや電子ピアノに比べて、グランドピアノを設置するにあたって注意するべき点は一体何でしょうか?

▽ポイントは3つ!

●グランドピアノは重量があり、設置後の移動が難しいこと

●グランドピアノは電子ピアノやアップライトピアノと比べて、重低音などの音が広がりやすく響きやすいこと

●響板がピアノの下側にあり、床に反射して音が反響するため、フローリングのお部屋ではより音が響きやすいこと

この3点に注意して、対策を行っていきましょう!

▼ グランドピアノ設置時にお勧めの防音対策とは?

グランドピアノを設置するにあたって、まずは設置場所を決めていただきます。 その際に、フローリングのお部屋に設置するのか、畳敷きのお部屋に設置するのかで、対策方法が変わってまいります。

今回は、フローリングのお部屋に設置する場合に関してご紹介していきます。

グランドピアノを設置するにあたってのポイントでもご紹介したように、グランドピアノは重量があり大きいため、一度設置した後に場所を移動したり、ピアノの下の対策を強化するというのはとても大変です。

そこでグランドピアノなど、重量のある楽器を設置する場合は、まず床の対策を検討して頂くことをおすすめいたします。

ピアノの対策レベル1

レベル1)ご自宅が1階のお部屋など、そこまで階下への音が気にならない場合

>グランドピアノはまず床に音が伝わりますので、フローリングのお部屋に設置する場合は、出来るだけ防音カーペットや普通のカーペットを最低でもピアノの面積分は設置して頂くことをおすすめいたします。

*防音タイルカーペット 静床ライト

静床ライト
ピアノの対策レベル2

(レベル2)最低限のピアノの反響音と合わせて、打鍵音やペダル音を軽減したい場合

>打鍵音やペダル音が気になる場合は、振動対策に有効的な「足音マット」をカーペットの下に重ねて対策して頂くことをおすすめいたします。

*防音カーペット+「足音マット

足音マット
ピアノの対策レベル3

(レベル3)出来るだけしっかりと対策したい場合

>グランドピアノの音も、打鍵音もペダル音もできるだけしっかりと対策したい場合は、「防音カーペット」+「P防振マット 5mm厚」+「足音マット」の3枚重ねで対策して頂くことをおすすめいたします。

P防振マット

*「P防振マット 5mm厚

それぞれ対策されたいレベルに合わせて、床の対策を行ってください。

床の対策を行った上で、それ以外の「窓」や「壁」の対策に関しては、実際にグランドピアノを設置した後に後付けが可能です。

グランドピアノを設置した後に、どの程度音が響くかなどを確認していただいた上で、窓や壁の対策を強化していただければ幸いです(^o^)

グランドピアノ対策
ピアノ対策壁

対策方法やおすすめ商品に関して、何かご不明な点などございましたらぜひお気軽にご相談ください♪

◎その他、商品や防音に関するお問い合わせも随時承っております(#^^#)

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