部屋を区切って音を小さくしたいなら、まずは防音カーテン、さらに効果を高めたいなら防音パネルを使って間仕切りを設置し、出来るだけしっかり抑えたいなら簡易防音室をご検討いただくという3ステップがおすすめです。
特に、同じ家内での在宅会議や配信の声を抑えたいなら、上記の3つの対策で目安として約4〜15dBの軽減が可能です。これは、体感として音が半分になって聞こえるほどです。

本記事では、防音カーテンを使った仕切りの作り方や防音パネルを使った間仕切り壁のDIYまで、パーテーション作りに役立つ具体例をわかりやすくご案内します。
防音仕切りの基本から、予算と手間に合わせた最短手順まで一度で把握できます。

間仕切りをすることで高まる、自宅内での防音効果とは

近年は在宅ワークが浸透し、自宅で仕事や会議・仕事関係の電話などする方も多いと思います。その他、ピアリビングでは「ライブ配信をしているが、家族にうるさいと言われた」というご相談もいただきます。

プライバシーや機密情報を守ることはもちろん、騒音トラブルを起こさず、気持ちよく仕事や趣味に没頭したいですよね。

そういった場合に、お部屋に防音効果のある仕切り・間仕切りを設置していただくことで、お部屋全体を防音しなくても、ある程度近隣や別の部屋への音漏れを軽減することができます。

もちろん、隣接している壁の対策や、ドアの隙間を塞いでドアの防音効果を高めるといった方法も有効的ですが、簡易的に対策したい場合は、仕切りの設置をご検討いただくことをお勧めいたします。

音の受け手側を対策しても多少効果はありますが、音の発生元の周りを囲い込んで、音が漏れないように対策するのがより効果的です。

なぜ間仕切りで静かになるのか

音はすき間から回り込みます。音源を囲ったり遮ることで、音が通り抜けるすき間が減り、音漏れを軽減することができるんです。

部屋全体を工事で防音しなくても、仕切り・パーテーションで必要な範囲だけ抑えるのが効率的です。
壁やドアのすき間対策も有効ですが、まずは音の出る側を囲うのが近道です。

防音仕切りの“最短ルート3選”

方法1:カーテンで「やさしく区切る」—防音カーテンの仕切り

一番手軽で設置も簡単な方法です。室内での簡易的な話し声対策や、在宅ワークの対策におすすめです。間仕切りにおすすめの防音カーテンを3つご紹介します。

防音カーテンパーテン(Parten) ポケット付きタイプ

パーテンポケット付き

吸音材が入れられる 防音カーテン パーテン ポケット付き

ポケットにお好きな吸音材を入れて、効果をカスタマイズ。

高密度生地/吸音材を入れるポケット付き・断熱・保温・遮光1級/幅110×丈237cm/3色展開/18,480円(税込)~

そのまま使用もできますが、ポケットに吸音材を入れることで更に防音効果を高めることができます!ポケットのサイズは高さ50cmなので、弊社の商品であれば、「ポリリーフ」 や「カームフレックス」 などを入れることができます。

▼「パーテン ポケット付き」の実験動画もあるので、ぜひご覧ください。



防音カーテンパーテン(Parten) 防炎タイプ

パーテン防炎タイプ

防音カーテン パーテン 防炎タイプ

突っ張り棒を通して設置ができるループタイプ。

高密度生地/防炎・断熱・保温・遮光1級/オーダーサイズ 幅30~135cm×丈30~320cm/7色展開/24,530円(税込)~

配信用のデスク周りの対策や、キッチンなどの火の周り・オフィスや施設内でおすすめなのが「防音カーテンParten 防炎タイプ」です。こちらのカーテンも、上部に突っ張り棒を通す穴がついているので、突っ張り棒で簡単に設置が可能です。

消防庁より認定取得済みの防炎生地を使用しているので、消防法への対策が必須の公共施設やオフィスでもご使用いただけます。

さらに、エバーグリーンのカラーは、防音カーテンとしてだけでなく、グリーンバック代わりにもご活用いただけます!

両面仕様 ドア用防音カーテンコーズ

防音カーテンコーズ両面仕様

防音カーテン コーズ 両面仕様

防音カーテンコーズをリバーシブルに改良しました。

防音効果:平均7.3dB減/高密度生地+凸凹吸音布/両面同生地・断熱・保温・遮光1級/オーダーサイズのみ/5色展開/24,970円(税込)~

最後にお勧めする防音カーテンが、六重構造の「両面仕様防音カーテンコーズ」です。

カーテンの表側だけでなく、裏側もご希望のカラーの生地で仕上げるため、お部屋の仕切りやドアの前に違和感なく設置が可能です。カーテンの設置方法や防音効果に関しては、下記動画をご参考ください。





防音カーテンを仕切りとして使いたい場合に、おすすめの突っ張り棒がこちら!

お好きな場所にカーテンを設置することができる、おすすめの突っ張り棒が「簡単つっぱりカーテンポール」です!

簡単つっぱりカーテンポール

自立型のつっぱりポールなので、壁や梁がなくても自由に設置できます。突っ張り棒の設置でお困りの方にはとてもおすすのアイテムです!

方法2:DIYで「しっかり区切る」—防音間仕切り壁

少し手間をかけてでも、しっかり音の発生源を囲いたい場合や、間仕切りを自作したい場合は、吸音材と遮音材を使えば、さらに防音効果を高めることが可能です。

オーダーメイドで作れる防音パネルを使う

吸音材や遮音材の加工の手間を少しでも減らしたい方には、「ワンタッチ防音壁」がおすすめです。加工の手間が少なく高性能ですが、費用は高めになります。

ワンタッチ防音壁

防音パネル「ワンタッチ防音壁」

防音効果:最大10dB減/高密度+サンドイッチ構造/賃貸OK・オーダーカット・断熱/幅50~5400mm×高さ901~2700mm, 50mm厚/仕上げ2種・10色展開/17,600円(税込)~

吸音材や遮音シートを使ってコストを抑えてDIY

少しでもコストを抑えてDIYしたいという方におすすめの商品が「ロックウールボード」という吸音材です。 

ロックウール

ロックウールボード

湿気に強いロックウール素材の吸音材。密度が非常に高いので、吸音だけでなく遮音効果もできる吸音材です。ピアリビングおすすめ度No.1の吸音材で、防音対策に最適です。

吸音率:〜0.9M/密度:80・150(kg/m3)/1.1~4.0㎏/遮音性の高い吸音材/DIY専用素材・低音域対応/サイズ605×910mm,25mm・50mm厚/6,600円(税込)~

ホームセンターなどでは販売されていない高密度仕様のため、一般的な低密度の吸音材に比べて、吸音効果だけでなく遮音性にも優れた吸音材です。

※ロックウールやグラスウールの繊維は、お肌に触れるとチクチク感じたり赤みが出ることがあります。お肌が弱い方はお気を付け下さい。

ロックウールボードの裏側や、2枚使ってその間に遮音材「サンダムCZ-12」などを貼り合わせると、よりボードの防音効果を高めることができます。

NoiseStop15(ノイズストップ15)

DIYにちょうどいいサイズ感で加工や施工がしやすい遮音シート。従来品と比較して面密度が高いので遮音効果もアップしています。

面密度:3.8㎏/最も遮音性能が高い・DIY初心者でも○・カット可|幅470mm×長さ1m~10m、厚み1.5mm/1m 1,980円(税込)〜

遮音シートサンダムCZ-12
サンダムCZ12

軽くて薄い分遮音シートの中でも施工がしやすく、不織布もついてる優れもの。カッターで簡単にカットができるのも魅力のひとつ。

面密度:2.1㎏/DIY初心者でも○・難焼性・カット可/幅940mm×長さ1m~10m、厚み1.2mm/ 1m 2,750円(税込)〜

天井と床を突っ張る「ラブリコ&2×4材セット」 を使用することで、間仕切り壁を作ることができます。

取付部材 「ラブリコ・2×4材セット」

壁の前にラブリコと2×4材を立て、それらの間に差し込んだ防音パネルを壁に押さえつけるように設置できるので、ビス留めや接着の必要がありません。

間仕切り壁 作り方

以下にて、実際にロックウールボードと遮音シートを使った防音ブースの設置動画&実験動画があるので、ぜひご参考ください。





方法3:簡易防音室を導入して「しっかり囲む」

最後におすすめする方法は、音の発生源をしっかり囲って出来るだけ音を漏らす“すき間”を作らない対策方法です。

少しでも音漏れを減らしたい方や、音を軽減したい方はこちらの方法がおすすめです。

おてがるーむ

簡組立式防音室「おてがるーむ」

防音効果:20dB減/吸音×遮音のサンドイッチ構造/簡単設置・再組立可/内寸幅815×高さ1880×奥行き1110mm/2色展開/209,000円(税込)

ワンタッチ防音壁製防音ブース

防音パネルを活用した防音ブース

ピアリビングのオリジナル防音パネル「ワンタッチ防音壁」・取付部材(塩ビジョイナー・ラブリコ・2×4材)を使って自身でブースを作る方法です。ブースを作る際は、極力開口部を少なくした方が効果が得られやすいです。

まとめ

防音は完璧を一気に目指さず、目的に合わせて段階的に整えるのが成功のコツです。

まずは防音カーテンの仕切りで始めて、必要に応じて防音パネルの間仕切りやブースへ。家族みんなが気持ちよく過ごせる静けさのゾーンを、無理なく作っていきましょう。

よくある質問

Q1. 防音カーテンの間仕切りはどのくらい効果がありますか?

自社実験の結果によると防音カーテン単体での間仕切りによる防音効果は、目安として「やや小さくなった」と体感できる効果です。

例えば、「防音カーテンコーズ 両面仕様」の場合、500Hz〜4kHzの周波数帯での平均透過損失は6.1dBとなっており、これは「音が小さくなった」と感じられる体感効果です。完全な遮音には不十分ですが、会話音や生活音の軽減には一定の効果があります。

Q2. 自作の間仕切り壁を作るにはどうすればいい?

A.  2×4木材とラブリコを支柱として使用し、吸音材と遮音シートを組み合わせた防音パネルを設置すれば、DIYで自立式の間仕切り壁を作成可能です。木枠でパネルを挟み込む構造により、転倒リスクを抑えつつ10dB前後の遮音効果(話し声が“やや小さくなった”と感じるレベル)も期待できます。詳しい作り方は こちらのYouTube動画 で解説していますので、ぜひご参照ください。

Q3. 部屋から声が漏れない簡単な方法は?

できるだけ音源を囲うことが、声漏れを防ぐうえで最も効果的です。

例えばピアリビングの「おてがるーむ」は、組み立て設置するだけで約30dBの音漏れを軽減できる簡易防音ブースです。日常会話の音が『ほとんど聞こえない』『かすかに聞こえる』レベルまで抑えられ、テレワークや録音にも最適です。

Q4. 間仕切り壁の防音対策にはどういうものがありますか?

間仕切り壁の防音対策には、大きく分けて『防音カーテンによる仕切り』と『防音パネルを使った仕切り』の2通りがあります。

防音カーテンは設置が簡単ですが、防音効果の目安は“やや小さくなった”と感じる約4-6dB程度です。

一方、防音パネルやボードを使い、できるだけ隙間なく音源を囲う構造にすれば、約10-15dBの軽減が可能で、日常会話が“明確に小さくなった”と体感できるレベルになります。

Q5. 遮音と吸音どちらで対策する方が良いですか?

遮音は“音を通さない”、吸音は“音の反射や響きを抑える”ための対策です。

たとえば隣室への音漏れを防ぐには、まず遮音対策(石膏ボードや遮音シート)を行うのが基本です。ただし、遮音対策だけでは、室内で音が反射し、音が大きく感じられることがあります。そこで、吸音材を組み合わせることで音の響きを抑え、より快適な防音環境を実現できます。