~この記事は、2019年1月25日配信分のメールマガジン本文となります。過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため、本文そのままを再掲載しております。~

こんにちは!ピアリビング・防音テクニカルアドバイザーのかぶちゃんです!


Topic

本当に効果がある壁の防音対策とは?

「ワンタッチ防音壁」の製作秘話と、
その効果を検証します!


ピアリビングオリジナル商品「ワンタッチ防音壁」の製作秘話とは?!

◎逆転の発想からできた製品

ワンタッチ防音壁

ピアリビングには、お客様から防音について「どのような対策したら良いのか」「どのような物を使用したら良いのか」というご相談をいただきます。

そんなご相談の中に、お隣から「壁ドン」をされている・お隣の音が気になって眠れない、などのご相談があります。

通常、壁の防音する場合「遮音材」と「吸音材」の組合せて行いますが、遮音材と吸音材を組合せて対策するには大掛かりな工事になります。

このような大掛かりな工事をせずに、簡単に対策できないのかと考えていたピアリビングの「ふーこ社長」は、遮音材を吸音材でをサンドイッチのように挟んだらどうなるんだろうと考えいろいろ試作を重ねました。

ふーこ店長

通常の防音壁は、壁の中に吸音材を入れて、重い遮音材を表面に使用して音を跳ね返します。

重い遮音材でもすべての音を跳ね返せないので、壁の中に入れた吸音材で音を吸収させて遮音性能を高めています。

ワンタッチ防音壁の表面は高密度の吸音材を使用し、音を吸収させています。

ただし、吸音材だけでは音を防ぐことはできないので、遮音材を挟み込むことで音が吸音材を突き抜けた音を遮断しています。

ワンタッチ防音壁

まさに、逆転の発想からできた製品と言えます!

そして、この発想は音を軽減させるための理にかなっていたのです。

◎音の伝わりを抑えるポイントとワンタッチ防音壁の効果をご紹介!

集合住宅では、お隣に面した壁はコンクリートや石膏ボードなどの硬い素材でできています。

コンクリートや石膏ボードなど硬いものは、遮音性が高いと言われているのですが、硬い物質はいったん発生した振動が減衰しにくいため音が伝わりやすいのです。

例を取り上げて考えてみます。

テーブルを叩くと「コンコン」という音がします。
ですが、テーブルの上にある、ふきんの上から叩いてみてください。

あれ?
音が鈍くなりませんでしたか?

そうです、硬いものに柔らかいもの(吸音性があるもの)を貼ると音の伝わりが鈍くなるんです。

防音には、硬くて重いものが有効とされていますが、コンクリートに硬くて重いものを貼り足しても、音を伝えなくするには、逆効果になるばかり。

硬いものに、柔らかいものを貼って音の伝わりを鈍くするいう逆転の発想が、音を伝えない有効な手段だったのです。

また、「ワンタッチ防音壁」は両面が吸音する構造なので、こちら側から出す音、お隣から聞こえる音を軽減してくれます。

お隣に面する壁に「ワンタッチ防音壁」を取付けても音が100%聞こえなくなることはありません。

ただし、時間と費用をかけて大掛かりな工事を行わなくてもある程度の効果が感じられるとお客様から喜びの声をいただいております。

お客様の声

「ワンタッチ防音壁」は、大掛かりな工事がいらない、手軽に効率よく防音対策できる製品なんです!

O様、ご丁寧なレビューを頂きまして誠にありがとうございました!
今後もよりお客様が使いやすく、効果を実感しやすい商品の開発に努めてまいりますm(__)m

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