ゲーム配信や歌声の録音用に、自宅で宅録環境を整えたい場合に最適な防音対策とはどんなものでしょうか?

自宅で過ごす時間が増えた今こそ、動画配信用の録画やゲーム実況、歌声の録音用に、ご自宅での録音環境(宅録環境)を整えたい方向けのおすすめの対策方法をご紹介します。

目次

▼宅録とは?自宅で録音環境を整えるメリット

そもそも「宅録」とは、専用のスタジオを使用せず、自宅に機材を揃えて、歌唱や楽器の音などを録音することを言います。

最近では、歌唱や音楽以外にも、動画配信用のナレーションやゲーム実況中の音を自宅で録音する際にも「宅録」という言葉を使う場合があります。

「宅録」を行うメリットとして、自分でこだわりのレコーディング機材を揃えることが出来るので、録音時の音にこだわったり、スタジオを準備するよりも費用を抑えることが出来るという点があります。

周囲の音が入らないように防音対策をする前に、そもそも周囲の音を拾いづらい「集音マイク」などを使っていただくという方法もあります。

▼宅録したい音に合わせたおすすめの防音対策

それでは、実際に宅録環境を整えるために、録音したい音に合わせたおすすめの防音対策をご紹介していきます。

(1)歌や楽器の音など、大きな音の音漏れをしっかり防いで、周囲の音が入らないように対策したい場合

 自宅で歌や楽器を演奏して録音するとなると、周りの雑音が入らないように、そしてご自身が発している音が外部に漏れないように、出来るだけしっかりとした対策が必要です。

スタジオなどと同程度の、本格的な大部屋の防音設備をご検討の場合には、施工会社などを手配して防音工事を行っていただくことが手っ取り早いですが、ご自宅で簡単な宅録スペースを作るだけだったら、そこまで大掛かりにしたくないですよね。

周囲への音漏れ&周りからの雑音を出来るだけ防ぎたい場合には、どれだけ隙間なく周りを囲うことが出来るかが肝になります。

出来れば、お部屋の中に必要サイズの防音室や防音ブースを隙間が出ないように設置していただくことをお勧めいたします。

当店ピアリビングでは、ご自宅に手軽に導入できる簡易防音個室として、「おてがるーむ」をご用意しております。

組立式簡易防音室「おてがるーむ」

特別な工具も必要なく、届いてすぐに組み立てられる上に、遮音シートを吸音材で挟み込んだボードが内蔵されているハイクオリティな簡易防音個室となっており、宅録の強い味方の防音商品なんです。

▽おてがるーむを使用した防音実験動画もございますので、よろしければご参考ください!


▽さらに、下記動画では、防音パネルや吸音材を使って「簡易ブース」DIYで作成しています。DIYで費用を抑えて防音ブースを室内に設置したい場合におすすめの方法です!


↑簡易的ですが、狭い範囲で多方面から音をキャッチしてくれます◎
出入り口に防音カーテンを付けると、さらに音の出入りの軽減に効果的です!

▽上記動画の「簡易防音ブース」の防音効果も実験してみました!


上記のような、出来るだけ高い防音効果の簡易ブースをDIYしたい場合には、高密度の吸音材を使用するか、「ワンタッチ防音壁」を使っていただくことをお勧めいたします。

ワンタッチ防音壁

(2)朗読やナレーションの録音など、簡易的な宅録のための防音スペースを準備したい場合

比較的、普段の話し声に近いボリュームやテンションで宅録を行う場合には、
周りの壁に軽量の吸音材を貼って囲ったり、防音カーテンで囲っていただくことをお勧めいたします。

宅録スペースの周りに吸音材を設置したり、防音カーテンを設置することで、反響音を軽減したり、録音時の音漏れを防ぐことができます。

▼つっぱり棒と防音カーテンで簡単宅録ブース作り

▽実際に、下記画像ではつっぱり棒を使って防音カーテンで簡易ブースを作成してみました!


上記の動画のように、設置したい場所の形状に合わせて、取り付けやすいつっぱり棒をご用意いただき、防音カーテンを取り付けるだけでも簡易的な宅録スペースを作ることが出来るんです。

ピアリビングでは、カーテンレールのいらない、つっぱり棒だけで取り付け可能な防音カーテンもご用意しております!↓

つっぱり棒で取り付けれる防音カーテンParten

▶︎取り付けにおすすめのつっぱり棒はこちら!https://www.amazon.co.jp/dp/B09NFMGJ2P/

▽防音カーテンの防音効果に関しては、下記動画をご参考ください。


つっぱり棒を取り付けるスペースがない場合は、空いている壁面や、周りの壁に軽量の吸音材を設置していただくだけでも、多少音が漏れにくくなります。

ポリエステル吸音材「ポリリーフ」

防音カーテンも、吸音材も設置が難しいということでしたら、宅録スペースの周りに毛足の長いカーペットや、防音カーペットを設置してみましょう。

フローリングよりも、音が吸音されて響きにくくなります。

▼まとめ

 こちらの記事では、宅録のための防音対策・防音スペースについてご紹介しました。

上記でご紹介した対策は、あくまでも音を軽減するための対策になりますので、実際の環境によっては効果も変動する場合がございます。

好きな時に好きなだけ、宅録や配信ができる環境づくりのためにお役立ていただけますと幸いです。

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