ご相談内容
リビングに置いてあるグランドピアノの音が窓から漏れてしまい困っています。
カーテンや防音パネルを一度見せていただきたく、ショールームを予約いたしました。
ピアリビングからのご提案
窓用ワンタッチ防音ボードをすでに1か所注文しているのですが、届いてからもしサイズが合わず入らないなどの場合が不安なんです。
サイズが合わない場合には再製作の必要があります。
左右と上部には、パッキンが付いているので2~3mm程度のサイズ違いであれば取付けることはできますが、大きすぎると入らない可能性がございます。
窓用ワンタッチ防音ボードと防音カーテンがどれくらい効果が変わるのか体感したいんです。
ショールーム体感コーナーで、「防音カーテンコーズ」「防音カーテンコーズ+裏地ライナー」「 サウンドカード 」 「 窓用ワンタッチ防音ボード 」 の効果を比較していただきました。
今回体感した商品




やはり窓用ワンタッチ防音ボードの効果は高いですね~
「防音カーテン コーズ」だと、小さくなった感じはありますが、もう少し効果が欲しいような気がします。
「防音カーテン コーズ」に「裏地ライナー」を取付けるとさらに音が小さくなったように感じますね。
「サウンドガード」は、「防音カーテン コーズ」とほとんど変わらないような、、、
窓用ワンタッチ防音ボードは、重量も厚みもあるので、音をしっかり遮断します。
防音カーテンは、やはり生地なので防音効果が下がります。
生地を3枚使用した5重構造の「防音カーテンコーズ」に生地を2枚し4重構造の「裏地ライナー」を重ねると9層になり防音効果が高まります。
防音効果の高い順番です。
①窓用ワンタッチ防音ボード
②防音カーテン コーズ+裏地ライナー
③防音カーテン コーズ
④サウンドガード
4m離れたお隣の家に窓からどのくらい伝わっているのか気になるんです。
また、15m離れた家だとどうなのかも教えてください。
グランドピアノは、90db~100dbの大きな音が出ます。
よくある木造住宅の防音性能は約30db
一般の窓の防音性能は約15dbといわれています。
なので、壁からは60db以上の音が漏れていて
窓からは75db以上の音が漏れていることになります。
この数値では、かなりうるさく感じるはずです。
このような数値を見ると窓の対策は必須ですね。
ただ、隣家の壁の遮音性能も30db程度ありますし、4m離れると約10db音が小さくなりますので、気にはなるけど、うるさく聞こえるレベルでは無くなります。
15m離れた家では、自分の家の中の生活音のほうが大きくてほとんど聞こえないと思います。
※音の感じ方は個人差がありますので、あくまで一般論です。
ルーバーの窓と玄関からもれる音をカーテンで対策したいんですけど、効果はどうでしょうか?
ルーバーの窓や玄関からは、音が漏れやすいので、対策は必須です。
カーテンの効果はご説明していますので省きますが、対策を行うことで外に漏れる音を少しでも軽減させて、苦情が来ないようにすることを考えましょう。
防音室にはしたくないんですが、どこまでやれば充分なのかがわかりません。
1日中ピアノを弾いたり、夜遅い時間にピアノを弾かれる場合は、防音室を作る必要がありますが、夜遅くまでピアノを弾くわけでは無いので、防音室にしたくないというお客様はとても多いんです。
また、音の聞こえ方には個人差があります。
どれだけ完璧に対策を行っても、苦情が来る場合もありますし、窓だけの対策で苦情が来なくなった事例もございます。
ピアリビングの商品は、1度で対策するのではなく、少しずつ対策できる商品を揃えていますので、気になる場所から対策を行いましょう。
まずは、窓とピアノの下。
次に、壁というように、少しずつ対策することができます。
完璧な防音を求めず、音が漏れやすいところから対策をしていきましょう。
よくある質問
Q. グランドピアノの音漏れはなぜ起こるのですか?
A. グランドピアノの音は90〜100dBと非常に大きく、一般的な住宅の窓の防音性能(約15dB)や壁の防音性能(約30dB)では十分に防ぐことができません。特に窓からの音漏れが顕著で、隣家にまで音が届くこともあります。
Q. 窓からのグランドピアノの音漏れを防ぐには何をすればいいですか?
A. 最も効果的なのは「窓用ワンタッチ防音ボード」を使用することです。厚みと重量があり、音をしっかり遮断できます。次に効果的なのは、防音カーテン「コーズ」と専用の裏地ライナーを組み合わせた9層構造の対策です。
Q. 防音カーテンと防音ボード、どちらが効果的ですか?
A. 防音効果が高い順に、①窓用ワンタッチ防音ボード、②防音カーテンコーズ+裏地ライナー、③防音カーテンコーズとなります。最大限の防音効果を求めるなら、防音ボードの使用が推奨されます。
Q. 窓以外で音漏れしやすい場所はどこですか?
A.ドアや玄関は構造上音が漏れやすく、防音対策が必要な場合が多いです。厚手の防音カーテンや遮音パネルで覆うことで音の外部漏れを抑えることができます。
Q. 防音対策はどこから始めるのがおすすめですか?
A. まずは最も音漏れしやすい「窓」と、振動が伝わりやすい「ピアノの下」の対策から始めるのが効果的です。その後、必要に応じて壁や玄関などへと範囲を広げていくのが理想です。
Q.防音相談を受けることはできますか?
A.はい、防音専門のピアリビングでは無料の防音相談を実施しています。お客様の環境や目的に応じた最適な防音対策をご提案いたします。