ピアリビングでは吸音材として販売しているグラスウール。
今回は、グラスウールの持つ特性やサイズ、密度などについて徹底解説します。
防音アイテムとしてとても優秀な資材ですが、チクチクするため、なんとなく「体に良くないもの」というイメージがついていませんか?
そんな方へ向けて、グラスウールの安全性についてもしっかり解説しておりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
グラスウールとは
自作の防音空間を作ったり、防音室のアレンジに使ったり・・・
防音対策においてのDIYでもポピュラーなグラスウール。
どんな素材で出来ているかご存じですか?
グラスウールは、リサイクルガラスを主原料に高温で溶解し綿状に繊維化した、細い繊維の集まりです。この細い繊維が絡み合ってグラスウール中に連続空気室をつくっています。連続空気室の中では空気が静止していて動かないため熱が移動しにくく、高い断熱性能を発揮します。
出典:硝子繊維協会公式サイト『グラスウール(短繊維)の特長/断熱性|短繊維:グラスウールについて』
少し言い換えると、高温で溶かした無機質のガラスを遠心力などで一気に吹き飛ばして繊維状にしたものです。
この構造、何かに似ていると思いませんか?
そう!綿菓子です。
溶かした砂糖を一気に吹き飛ばすことでふわふわの綿菓子が出来上がる、あのイメージです。

繊維状にして形成する事で、細かく絡み合った繊維と繊維の間に空気層が生まれます。
この複雑に入り組んだ空気層が、吸音や断熱に作用するのです。

防音の他にも、断熱や不燃など効果はさまざま
ピアリビングでは音の響きを減衰するための吸音材としておすすめしているグラスウール。
元々は住宅建材の一つである断熱材としてよく使用されています。
ピアリビングではグラスウールの持つ吸音性に注目し、一般のお客様にも防音DIYに使っていただけるよう販売を開始しました。
このように、グラスウールには防音の他にも色々な効果があります。
簡単に、グラスウールの特性をご紹介します。
グラスウールの特性
断熱
細かい繊維が複雑に絡み合ったグラスウールは、繊維同士の間に幾つもの空気層が生まれることで断熱性を発揮します。
不燃
初めの方でご紹介したように、グラスウールの原料はガラスです。
公的に不燃性が認められており、万が一の火災でも燃えにくく、また、有毒なガスなども発生しにくいため安心です。延焼も防止(遅延)できます。
これらの断熱性や不燃性により、壁や天井、床などその他住宅建材として長く多様されています。
吸音
グラスウールの複雑に絡み合った繊維とその空気層は、音の響きを和らげる吸音にも作用します。
「吸音」について
発生した「音(空気の振動)」が「壁や家具など(物体)」を通り抜ける際にそれぞれの間に摩擦が発生します。摩擦により音が熱エネルギーに変換されることで、空気の振動が減衰する過程が「吸音」です。
音がぶつかる場所に「吸音材」を設置することで、音→熱エネルギーの変換がより効率的に出来るため、物体の向こう側へ抜ける音や物体の手前に跳ね返る音が減衰します。
そのため、音楽ホールやスタジオ、ドームなどにも調音材(音の響きを調節するもの)として使用されています。
密度が高くなればなるほど空気層が細かくなり、厚みが増すほどより低い周波数への吸音率が高まります。
また、厚みがあると音が抜けるまでの距離が長くなるので、音の減衰に効果的です。
防蟻
住宅建材としては嬉しい防蟻性もあります。
※グラスウール自体にシロアリを殺す効果はありません。あくまでも、シロアリが「食べない」「通り道にしにくい」という特性を持つだけです。
他の木材部分の防蟻対策は必要: グラスウールがシロアリに強いとしても、建物の他の木材部分はシロアリの食害を受ける可能性があります。そのため、グラスウールを使用しても、基礎や土台などの木材部分には別途、適切な防蟻処理を行うことが重要です。
耐久
グラスウールは無機質素材のため、高温多湿な環境でも素材自体の劣化は少なく、高い耐久性を持ち、長く使えます。
特に断熱性は持続効果が長いです。
しかし、湿気を吸い込むと断熱・吸音性能は低下します。
また、水分を含んだ状態が長く続くとカビ発生のリスクが高まるため、湿気から保護する適切な対策が、その性能維持には不可欠です。
環境
グラスウールは製造中に代替フロンを発生しない(素材にも含まない)ノンフロンです。
また、製造中に発生するCO2の量も少なく、原料となるガラスもリサイクルガラスの割合が過半数を占めるため、極めて環境に優しい素材といえます。
フロン類とは、フッ素と炭素などの化合物で、CFC(クロロフルオロカーボン)、HCFC (ハイドロクロロフルオロカーボン)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)の総称です。 オゾン層を破壊するCFC、HCFCを「特定フロン」、オゾン層を破壊しないHFCを 「代替フロン」といいます。
出典:和歌山県 環境生活部 環境政策局 環境管理課『フロン排出抑制法の概要』
安全
ピアリビングで使用しているグラスウールは、建築資材としてホルムアルデヒドの発散を最低限に抑えた最高ランクのF☆☆☆☆(フォースター)に該当しますので、安心してお使いいただけます。
これらは国土交通省にて定められている基準です。
ホルムアルデヒドとは?
ホルムアルデヒドは、人の粘膜を刺激する鼻水・喉や目の違和感(チカチカするなど)といったシックハウス症状の原因となる化学物質です。
ホルムアルデヒドによる人体に現れる症状のことを総じて「シックハウス症候群」と呼びます。

▼シックハウスの詳細と、その対策についてはこちらをご参考ください。
出典:国土交通省『シックハウス対策について知っておこう。快適で健康的な住宅で暮らすために改正建築基準法に基づくシックハウス対策』
F☆☆☆☆とは?
改正建築基準法の施行により、建材のホルムアルデヒド放散の等級表示がされることとなりました。
「F☆☆☆☆」マークの「F」はホルムアルデヒド、「☆」の数が多いほどより放散が少ないことを意味しており、その中で最も少ないものが「F☆☆☆☆」です。
建材(塗料も含む)はホルムアルデヒドの放散量により、下記のようにFスターで分類されています。
F☆☆☆☆:使用面積制限なし
F☆☆☆ :使用面積制限有り
F☆☆ :使用面積制限有り(F☆☆☆より使用面積は少なくなる)
マーク表示なし:使用禁止出典:一般社団法人 日本塗料工業会『日本塗料工業会における塗料・塗装とホルムアルデヒド規制について』
また、たまに「アスベスト」のイメージで人体に有害なのでは?という質問をいただくのですが、天然繊維のアスベストに対して、グラスウールはガラスを主な原料とした人工繊維であり、全く別の異なる物質です。
吸い込んだ繊維は、短期間で体外に排出される
グラスウールを直接触ると、チクチクします。
目に見えないほどの細かい繊維のため、皮膚への刺激から体内への影響が心配になりますよね。
チクチクは服の刺激と同じ原理
グラスウールの細かい繊維が皮膚に付着すると物理的な刺激(かゆみやチクチク感)が感じられますが、こちらは一時的な刺激であり、動物性繊維のセーターやレースが肌に触れてチクチクすることと同じ現象です。
繊維を吸い込んでも、体外に排出されます。
仮にわずかに飛散している繊維を吸い込んだとしても、グラスウール の繊維は直径4~9ミクロンと太いため、鼻や気管支でほとんど除去されます。
万一肺に入っても、体液に溶けやすく短期間で体外に排出されます。
出典: マグ・イゾベール株式会社 『グラスウールによくある4つの誤解』
ちなみに・・・
グラスウール(短繊維)は、WHOより「ヒトに対して発がん性に分類されない」と評価されています。
同評価にはコーヒーやお茶も該当していて、なんとアルコール飲料やピクルスなどのお漬物よりも安全なのだそう。
参考:WHO『ヒトに対する発がん性ハザードの特定に関するIARCモノグラフ』
施工は長袖長ズボンで
グラスウールを扱う際には、肌の付着や気管への吸引を最小限に抑えるため、下記のような肌の露出を最小限に抑えた格好でおこないましょう。

- 長袖
- 長ズボン
- 軍手(中にビニール手袋を仕込むとさらに防塵できます)
- マスク
- スリッパなど
掃除機NG!粘着ローラーで処理しましょう
施工が終わったら、施工場所は粘着ローラーでの清掃がおすすめ。
掃除機は繊維が飛散してしまうため、使用しないようにしましょう。
皮膚に付着した繊維は、洗っていただくことで次第に落ち着きます。
グラスウールと湿気
グラスウールは、通常、壁の内部に断熱材や吸音材として設置します。
この際、室内の湿気がグラスウールに入り込み、性能が落ちたり壁内で結露したりするのを防ぐため、防湿フィルムを併用して施工します。
一方、グラスウールを壁の表面に吸音材として直接設置する場合は、音を吸収させるために、防湿フィルムで密閉せず、音を通しやすいガラスクロスなどの素材で覆うのが一般的です。
しかし、この方法で湿度の高い場所に設置すると、グラスウールが空気中の湿気を吸い込みやすくなります。
グラスウールが湿気を帯びると、内部の空気層に水がたまり、吸音効果が著しく低下してしまいます。

また、長期間湿ったままだとカビが発生するリスクも高まります。
湿気はカビだけでなく、グラスウールに使用している接着剤の匂いが強くなる原因にもなる場合があります。
そのため、グラスウールを壁の表面で吸音材として使う際は、湿気の多い場所での使用は避け、乾燥した環境で使うようにしましょう。
「K」は密度を示す単位です
「グラスウール 16k」などという表記を見かけたことはありませんか?
この「k」は繊維系断熱材において密度を示しています。
断熱性や吸音/遮音性は、密度によって効果が異なります。
「32K」「64K」のように密度はさまざまですが、数字が大きくなるほど密度が大きくなります。
グラスウールの断熱性能は、繊維の間に閉じ込められた「動かない空気」の層によって発揮されます。
密度が低い(スカスカな)グラスウールでは、繊維の間の空気の層が大きすぎたり、空気の対流が起きやすくなったりするため、熱が伝わりやすくなります。
密度を上げていくと、繊維が密になり、空気がより細かく分断され、対流が抑制されます。これにより、熱が伝わりにくくなり、熱伝導率が低下します。

▲密度が低いと繊維の間が広いため、空気(冷気・熱気・音による振動)の通りがスムーズになってしまう。
▲密度が高いと繊維の間が狭く、構造も複雑になるため、空気(冷気・熱気・音による振動)の通りが滞る。
繊維の密度 | 熱伝導率 W/(m・K) |
---|---|
10K 相当 | 0.050 |
16K 相当 | 0.045 |
20K 相当 | 0.042 |
24K 相当 | 0.038 |
32K 相当 | 0.036 |
参考: JFEロックファイバー株式会社『住まいの断熱について詳しく解説 | 第3回 断熱材の種類と特長 | 高断熱住宅の基礎知識』
用途に合わせてサイズ・形状を選ぼう!
グラスウールの用途
断熱
グラスウールの用途として代表的なのが建造物の断熱材です。
外気温の影響を軽減してくれるため、エアコン効率も上がり、節電にもつながります。
調音
ピアリビングは、グラスウールを吸音材として販売しております。
「グラスウールの特性」でも述べたように、グラスウールには優れた吸音力があるため、音の響きを調節する目的でスタジオや体育館など、公共の施設でも多用されています。
保温・保冷
断熱と似た用途ですが、ダクトや冷蔵倉庫、ショーケースなどの保冷や保温にも使われています。
建造物に留まらず、船舶や車両など、使用されている場所は多岐に渡るようです。
私たちは、意外と多くのグラスウールに囲まれて過ごしているかもしれませんね。
繊維の太さや密度で性能が異なる
グラスウールの断熱性能に大きく影響するのは密度※と繊維の太さです。
密度が増えるに従いグラスウール中の空気室がより細分化されるので、断熱性能が良くなります。(※密度とは1m3当りの重量kgのことです)
また、グラスウールの密度が同じでも、繊維の太さによっても断熱性能が変わります。繊維の太さが細くなると同じ密度でも繊維の本数が増える為、グラスウール中の空気室がより細分化され断熱性能が高くなります。通常のグラスウールの繊維の太さは平均7~8μm程度ですが、高性能グラスウールと呼ばれる製品では平均4~5μm程度です。
出典:硝子繊維協会公式サイト『グラスウール(短繊維)の特長/断熱性|短繊維:グラスウールについて』
吸音面においても、空気層が複雑になるほど吸音率が高まります。
密度の低い吸音材は軽量で扱いやすく、施工がより手軽になるため、天井や間仕切り壁・音楽ホールや体育館などの大きな場所の天井材などに使用されています。
防音するには、低い密度じゃだめなの?
という疑問が浮かぶ方もいらっしゃるかとは思いますが、吸音材は音の響きを調節できるもの。
したがって、「少しだけ響きを減らしたい」「徐々に響きを調節したい」といった細かい防音の用途にぴったりなのです。
防音を目的にするなら、厚みを重視してみて!
防音対策にグラスウールを用いる場合は、密度も大切ですが、最も重要視したいのが厚み。
厚みが厚くなるほど音がボードを抜ける距離が長くなることと、ボード自体の重量も増すことから、より音の減衰に効果的です。
ぜひ「厚み」にも注目してみてくださいね。
形状も様々
グラスウールは繊維状のため、色々な用途に使えるように様々な形状で市販されています。

住宅内部には、
床へ使われることが多い。
吸音材として手軽に使える形。

グラスウール単体に比べて
より保温・保冷効果を高めたもの。

フィルムでパッキングされていてチクチク感が抑えられる。住宅内部には、天井や屋根、壁へ使われることが多い。
グラスウールは繊維状のため、色々な用途に使えるように様々な形状で市販されています。

用途はボードタイプと同じ。長い形状から、広い範囲へ一気に施工する際に使われる。

吹き込んで隙間なく充填できるため、複雑な構造の場所へ使われやすい。住宅内部には、天井や屋根、壁へ使われることが多い。

配管に被せるようにして使用できる。
アルミ付き/アルミ無しがある。
ボードタイプのよく使われるサイズ・厚み
ボードタイプだと3尺と呼ばれる910mm幅が一般的で、「605mm×910mm」「910mm×1820mm」といったサイズ展開で市販されている場合が多いです。
厚みは、「25mm」「50mm」が一般的で「100mm」も割と多く使われているようです。
ピアリビングで取り扱っているグラスウール製吸音材「GCボード」も「605mm×910mm」のサイズで「25mm」と「50mm」の二つの厚みからお選びいただけます。
ピアリビングのグラスウール
ピアリビングでは、グラスウールボードの単体販売と製品内にグラスウールを使用した防音ボードの2種類にて展開しています。
単体販売

グラスウール吸音材 GCボード
響きすぎる音の軽減にぴったりの吸音材。
吸音率:〜0.9M/密度:32(kg/m3)/0.4~0.9kg/反響音対策/DIY専用素材・不燃/605×910mm,25mm・50mm厚/2色展開/2枚9,460円(税込)~
グラスウールを内部に使用した防音ボード
高密度(96K)のグラスウールで遮音シートを挟み込んだ設計のオーダー防音ボードです。

防音パネル「ワンタッチ防音壁」
自宅の壁が防音仕様に早変わり!
防音効果:最大10dB減/高密度+サンドイッチ構造/賃貸OK・オーダーカット・断熱/幅50~5400mm×高さ901~2700mm, 50mm厚/2種10色展開/17,600円(税込)~

防音ボード「窓用ワンタッチ防音ボード」
ワンタッチ防音壁を窓用に改良しました。
防音効果:★★★★★/高気密+サンドイッチ構造/賃貸OK/幅300~3655mm×高さ300~2100mm,58mm厚/10色展開/22,000円(税込)~
GCボードのおすすめの使い方
GCボードは吸音材なので、音の響き(反響)が気になる際に間隔的に貼って響きを軽減することが可能です。
また、ボードの向こう側に抜ける音を軽減したいという場合には、ワンタッチ防音壁や窓用ワンタッチ防音ボードのように遮音シートと貼り合わせることで、オリジナルの防音ボードを作ることができます。
貼り合わせる流れ
吸音材と遮音シートを同じ大きさにカットする
接着剤を満遍なく塗布し、吸音材と遮音シートを貼り合わせる
よーく乾かして完成!
※ワンタッチ防音壁と同じサンドイッチ構造にする場合は、2.の手順で、吸音材で遮音シートを挟み込むように貼り合わせる。
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よくある質問(FAQ)
Q1. グラスウールとはどのような素材ですか?
A. グラスウールは、リサイクルガラスを高温で溶かし、綿状に繊維化した人工素材です。細い繊維が複雑に絡み合うことで空気層が形成され、この空気層が断熱性や吸音性を発揮します。防音材や断熱材として、住宅からスタジオまで幅広く利用されています。
Q2. グラスウールにはどのような特性がありますか?
A. グラスウールには以下の特性があります。
断熱性・吸音性・不燃性・防蟻性・耐久性・環境性・安全性
Q3. グラスウールは人体に有害ではありませんか?
A. グラスウールはアスベストとは異なる人工繊維で、WHOからも「ヒトに対して発がん性に分類されない」と評価されています。触れるとチクチクすることがありますが、これはセーターなどと同じ一時的な物理刺激です。吸い込んだ場合も、体外に排出されます。施工時はなるべく肌への付着を防止するため、長袖・長ズボン・マスクの着用をおすすめします。
Q4. グラスウールの「K」とは何を意味しますか?
A. 「K」はグラスウールの密度を示す単位で、数字が大きいほど繊維が密になり、断熱性や吸音性が向上します。例として、「64K」は「16K」よりも密度が高く、より高性能です。
Q5. グラスウールの断熱性・吸音性を最大限に引き出すにはどうすればよいですか?
A. 最大限に性能を引き出すには、以下の要素が重要です。
- 密度:高密度ほど性能が高まります。
- 厚み:厚いほど低音の吸音に効果的です。
- 繊維の太さ:細い繊維の方が空気層が細分化され、高性能になります。
また、湿気対策も不可欠です。乾燥した環境での設置が推奨されます。
Q6. グラスウールはどのような用途に使われていますか?
A. グラスウールは以下のような用途で活用されています。
- 断熱材:住宅の壁・天井・床などに使われ、省エネ効果を発揮します。
- 吸音・調音材:音楽ホールやスタジオ、体育館などで音響調整に利用されます。
- 保温・保冷材:ダクト、冷蔵倉庫、ショーケース、船舶・車両などにも使用されています。
Q7. DIYでグラスウールを防音に使う際の注意点はありますか?
A. DIYで防音目的に使用する際は、以下に注意しましょう。
- 安全対策:肌を守る服装とマスクを着用し、吸入を防ぎます。
- 清掃:作業後は掃除機ではなく粘着ローラーで掃除します。
- 湿気対策:防湿アイテムの併用や乾燥した場所での使用が望ましいです。
遮音との併用:遮音も必要な場合は、遮音シートと組み合わせることで効果が向上します。
Q8. グラスウールの保管や手入れで気をつけることはありますか?
A. 湿気対策が最も重要です。湿気を吸い込むと空気層に水がたまり、性能が低下します。長期間湿った状態ではカビのリスクもあるため、保管や使用場所は乾燥した環境を選び、防湿対策を講じましょう。
Q9. 防音相談を受けることはできますか?
A. はい、防音専門のピアリビングでは無料の防音相談を実施しています。お客様の環境や目的に応じた最適な防音対策をご提案いたします。
