みなさん、こんにちは!

防音専門ピアリビングの、自称バーチャル(メタバース)担当のナヱジです。

「VR元年」と言われ続けて早数年。

今年も画期的なデバイスが生まれてまたVR元年になるんでしょうかね。

最近はメタバースなんて呼ばれるようになって、いろんな人がいろんな説明をするものだから、一言で説明が難しいくらいに多様化してきましたね。

…ところで皆さん、「VRready物件」という言葉をご存じでしょうか?

こちらの記事では、実はメタバース・VR界隈で話題になっている、「VRready物件」についてご紹介します。

目次

VRready物件とは?

「VRready」とは、VRが快適につかえる機器の名称で、「物件」とは言わずもがな家のこと。

(ここでは、物件=賃貸のお部屋(家)と定義させていただきます。)

つまり「VRready物件」とは、「VRが快適につかえる家」のこと。

インターネット回線や防音性能、広さや設備など定義こそ人によって様々ですが、防音専門店を謳う当店としては、その防音性と使い心地に重点を置いて順番にお話していきます。

VRを使っていると、その没頭感からついつい声が大きくなってしまいますよね。

私もVRChatでついつい深夜まで呑んだり歌ったり叫んだりして、入社前に3回ほど苦情をもらったことがあります。

あの状況は、近隣一帯、総身バレしてしまっていてもおかしくありませんでした。

(今や自分から身バレしていますが…)

それが、私が防音に本格的な興味をもったきっかけです。

対策を行った今は苦情の類をもらっておらず、マンションの張り紙もありません。

VRready物件は自作できるのです!

まずは自分の家の性能を知る

「VRready物件を自作する」と一言にいっても、その効果は建物がもつ元々の性能がベースとなります。

VRready物件を作るにあたってのポイントとして、できるだけ壁が厚くて重く、密閉性の高い物件が好ましいです。

RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などの、全方向分厚いコンクリートで囲まれた物件などは、防音性が高い物件と言えます。

また地下室のある物件の地下室は、周囲を厚く重い地面に囲まれているため、防音性に優れている場合が多いです。

ただ築年数が古い物件や一般的な木造物件などは、新築物件やRC構造などに比べて壁が薄い場合が多く、壁から音が漏れる可能性も考えられます。

新築物件やRC構造などの物件に住んでいる方は、すでにある程度の防音性能が期待できるため、壁や床への対策を追加することで、聞き手側(近隣住民)が感じる音をもっと軽減させる効果が期待できます。

戸建ての実家や戸建てにお住まいの方も多いかと思いますが、

「家族に声を聞かれたくない」

「家族の生活音がマイクに入らないようにしたい」

といった場合にも、対策次第ではそういった音を軽減する効果が期待できます。

また、最近では防音マンションに引っ越しをするという手もあります。

物件によってはとても防音効果が高く、純粋な効果面では当店を選ぶよりもおすすめな方法なのですが、

一方で、維持費など金銭的な負担が大きい方法でもあります。

実際に、VRready物件に改造しよう

言ってしまえばDIYです。

当店では賃貸でも防音対策できるように、

  • 壁面を傷つけない
  • 退去時に分解可能
  • 気になるところだけ重点的に対策可能
  • 効果が足りなかった場合の追加対策可能

といった特徴のある商品を多く取り扱っています。

▽声を対策するのであれば

まずは「声を伝えたくない方向」に、できるだけ厚み・重みのあるものを設置頂くことをお勧めしています。

厚みと重みのあるものとして挙げられるのは、当店で代表的なものですと、私も実際に使用している「窓用ワンタッチ防音ボード」と「ワンタッチ防音壁」です。

窓用ワンタッチ防音ボード」は窓枠にピッタリはめ込むので、隙間(厚みと重みがゼロの箇所)を極力減らすことができ、窓から近隣へ回り込むような窓越しに漏れる音を軽減します。

窓用ワンタッチ防音ボード

ワンタッチ防音壁」は壁面に設置するパネルです。

一般的に販売されている吸音材と違うところは、吸音に加えて遮音もすること。

設置いただくことで壁の防音性能を上乗せすることができ、壁越しに漏れる音を軽減します。

コンセント穴や巾木などにもオーダーメイドでできる限り対応できますので、お気軽にお問い合わせください。

ワンタッチ防音壁

同じパネル状のものですと、「ロックウールボード密度150kg/m3タイプ厚さ50mm」も、厚み・重みがありますので声対策に効果的です。

ロックウールボード

設置方法こそいろいろ選べますが、個人的におすすめな方法は「ラブリコ」での取り付け。

2×4木材に伸縮パーツを合体させたものなのですが、強力かつ簡単なのでワンタッチ防音壁をしっかり設置したい場合にお勧めです。

しかもそのまま木製の柱として応用できるので、DIYの自由度が高いことも特徴です。

当店の東京ショールームでもいたるところに使っています。

何かと壁に取り付ける場所がネックになるあれやこれやの固定用としても応用できるのです。

伸縮パーツはホームセンターでも手に入る(正直そっちのが安い)ので、ホームセンターのプライベートブランド等と2×4木材を組み合わせて代替すると、手間はかかりますが費用を安く抑えることができるかと思います。

▽足音を対策するのであれば

まずは床面に厚みとクッション性のあるものを敷くことをお勧めしています。

当店でお勧めしているものは「静床ライト」と「足音マット」の重ね敷き。

静床ライト
足音マット

設置が簡単なうえ、歩行時の足音を軽減してくれます。

もしくは、プレイエリアだけ「サンシンフォニー2」など一枚もののカーペットを敷いてしまうのもお勧めです。

また、リアルコライダー(家具や壁など)にぶつかった時も、床への衝撃や壁ドンと同じように衝撃が加わって音が発生しています。

よくぶつける部分や、家具の脚部分には、緩衝材(クッションとなるもの)を設置頂くことで、怪我のみならず衝撃音によるトラブルをも未然に防ぐことができます。

▼まとめ

以上が、防音専門店として考えうる限りのVRready物件の作り方です。

これからどんどん発展していくと言われているメタバース界隈。

転ばぬ先の杖として騒音トラブルを避け、快適なバーチャル生活を実現していきましょう!

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