みなさん、こんにちは!防音専門ピアリビングのキャサリンです。

実は最近、友人からいびきに関するこんな相談がありました…。

「結婚して旦那さんと一緒に寝るようになったけれど、深夜のいびきがうるさくて何度も目が覚めてしまって…。何かいい方法ってある?」

いびき…。

発している本人も、無意識に出てしまうものなので、制限することもできないですよね( ; ; )

そこで、今回のメールマガジンでは「いびき」の騒音対策についてご紹介していきたいと思います!




目次

▼ いびきに隠れたサインとは?

 防音専門ピアリビングでは、毎日たくさんの音に関するご相談のご連絡を頂いているのですが、「いびき」に関する相談は、その中でも多くの割合を占めています。

そもそも、どうして「いびき」が出てしまうのか、いびきの原因はなんでしょうか?

▽いびきはなぜ出てしまうのか?

就寝時に仰向けになることで、のどの奥にある舌や筋肉が重力で下に沈み込みます。入眠すると筋肉の活動が低下し、睡眠中に狭くなった気道を空気が通るときに生じる気道壁の振動音が「いびき」の原因なんです。

いびきのメカニズム

また、「いびき」によってこんなデメリットも。

  • 同居者、家族が不眠になってしまう
  • 旅行時などに、周りに気が引けてしまい、ストレスになる
  • いびきによって夜の眠りが浅くなり、昼間に眠くなってしまう

このように、いびき自体が普段の生活に影響を及ぼしてしまう可能性が高く、いびきの音の対策をする前に、まずはいびき自体を少しでも解消出来ないか、試していただくことをお勧めいたします。

▽いびきの種類

いびきを解消するにあたって、まずは自分のいびきの種類を把握しましょう。

いびきは主に2つの種類があります。

散発性いびき… 疲れたときやお酒を飲んだ後、風邪をひいていたり、鼻が詰まっている時などに一時的に発生してしまういびきのこと

習慣性いびき… 寝ているときに慢性的に発生してしまういびきのこと。

引用元:https://medical.francebed.co.jp/special/snoring/

習慣性いびきには、単純いびきと睡眠時無呼吸症候群(SAS)を伴ういびきがあります。

この場合、特に気をつけていただきたいのが、「習慣性いびき」の症状がある場合です。

「習慣性いびき」には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気が隠れている場合があり、寝ている時に日常的にいびきが出てしまっている方で、毎日熟睡できていないと感じる場合には、念の為病院などで相談していただくことをお勧めいたします。

▽いびきを解消するには?

●生活習慣を変える

●肥満の解消

●うつ伏せ寝や、横向き寝を試してみる

●寝酒をしない

●寝室の温度を適正に保つ

●舌出し体操などのトレーニングを行う

●口呼吸ではなく、鼻呼吸を行う

引用元:https://medical.francebed.co.jp/special/snoring/

実際にいびきを解消したい場合には、まずは上記7つの方法を検討してみてください。

いびきの音を対策するよりも、いびき自体を解消して頂いた方が、睡眠の質も上がり、毎日をより快適にお過ごしいただけると思います(*^^*)

▼いびきの騒音レベルってどれくらいなの?

 とはいえ、すぐいびきが解消出来たらそんなに悩みませんよね><

いびきは、基本的にみんなが寝静まった、シーンとした空間にひびいてしまうため、通常時よりより一層うるさく感じてしまいます。

実際、いびきの騒音レベルとはどれくらいでしょうか?

1999年米国ミネソタ大学の研究では、いびきを持つ1,138名のいびき音量を測定したら、平均46.2デシベルという結果が出たそうです。

しかし、実際にシーンと寝静まった部屋で計測したところ、場合によっては70dBを超える計測値が出ることも

いびきを完全に塞ぐことは難しく、いびきはとても対策が難しい音になります。

▼いびきのおすすめ騒音対策3選とは?

 いびきの音を小さく、同居している方が気にならない程度まで対策するというのは、正直なところとても難しいです。

お部屋を分けて頂いたり、ベッドとベッドの間を厚手の防音カーテンなどで仕切って頂いたとしても、完全に軽減することは出来ません。

それでも、少しでもいびきの音を軽減したいという場合に、試していただきたい防音対策を3つご紹介いたします。

(1)頭部を囲えるドーム型の枕を使用する

いびきのメカニズム

 …頭部の周りを囲えるドーム型枕をご使用いただくことで、いびきの反響音をほんの少し和らげることができます。

その他、いびきが発生する原因として、枕の高さが高すぎるということも考えられますので、自分に合った最適な枕を使用していただくことはとても大切です。

(2)ベッド周りを防音カーテンで囲う

 …突っ張り棒や、つっぱりタイプのカーテンレールなどを使用して、ベッド周りを出来るだけ隙間ができないように、防音カーテンで囲っていただく方法です。

この場合、防音カーテンを2枚重ねて囲っていただくと、より高い防音効果が期待できます。

▼突っ張り棒で取り付けられる防音カーテン「パーテン

パーテン

▼両面仕様の六重構造防音カーテン「コーズ

両面仕様の六重構造防音カーテン コーズ

▼防音カーテンを使った防音対策の参考動画はこちら



(3)寝室のベッド横の壁を防音する、もしくはベッド周りを防音材で囲う

 …その他の対策方法として、実際に寝ているお部屋自体に防音対策を行う方法や、ベッド周りを囲ってブース仕様にしてしまう方法などがあります。

まず、寝室自体に防音対策を行う場合に関してですが、ベッドに近い壁に防音パネルなどを設置することで、いびきが隣の部屋に伝わりにくくなります。

▼壁のサイズに合わせてオーダーで作成する防音パネル「ワンタッチ防音壁

ワンタッチ防音壁

そして、ベッド周りを防音材で囲ってブース仕様にする場合に関してですが、この場合、ブース内は熱が篭りやすくなったり、通気性が悪くなってしまうという問題点があります。

十分注意した上で対策を行っていただく必要がございます。

▼防音カーテンを使った防音対策の参考動画はこちら



▼寝室におすすめ、安心安全素材の吸音材「 ポリリーフ

ポリリーフ

▼まとめ

 いかがでしたか?

今回は、「いびき」について焦点を当てて、対策方法についてもご紹介しました。

「いびき」は、単純な音の問題だけではなく、ご自身の健康に影響を及ぼしている場合もあります。

安易に対策するのではなく、まずは原因から探っていただくことをお勧めいたします。

▽その他、商品や防音に関するお問い合わせも随時承っております!

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