~この記事は、2018年9月21日配信分のメールマガジン本文となります。過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため、本文そのままを再掲載しております。~

Topic
\宅録・視聴室・シアタールーム…etc/


自分だけの快適空間の構築術を徹底解剖!
DIYでできる防音のノウハウと豆知識をご紹介します♪


さて、今回のメルマガは、防音対策において大事なことを含めて、自分で防音DIYを行う場合の防音術をしっかりガッツリご紹介していきたいと思います!

…というのも、実は最近、お電話にて宅録をされていらっしゃるお客様からお問い合わせを頂くことが多くて(#^.^#)

ご質問をお伺いしているうちに、「そもそも、防音対策を始めるにあたっての、防音の簡単な基礎知識だって、一般的には中々分かりづらいものだよな~…(@_@)」と思い始めました。

そこで、今回のメルマガから2回にわたって、~自作防音の知っておきたい基礎知識から、宅録やシアタールームのための防音対策~ について、大ボリュームでお届け致します!

宅録連載1

シアタールームや、視聴室もそうなんですが、宅録環境には周りからのノイズの悩みがつきものですよね(ノД`)・゜・。

・録音中にサイレンの音が入っていた…
・近隣への音漏れ…
・隣で飼っているペットの鳴き声…
・電車の音…

などなど、様々な音が邪魔をし、なかなか思うように自由に宅録に勤しむことが出来ません。

『やりたい時に、自由に宅録や音楽が楽しめる。』

効果が実感できる防音対策を行って頂くためにも、まずは実際に音がどういった形で伝達されやすいのかをご紹介させていただきます(^^)/

▼知っておきたい!4つの音漏れポイント

ポイント1

隣家には“音”が直接伝わりやすく、上下階には“振動”が伝わりやすい。      戸建ての場合、近隣への音漏れは、主に窓や換気口から漏れた「直接音」が原因になっていることが多く、窓や換気口は開口部にあたりますので、壁面に比べて音も抜けやすいのです。集合住宅の場合は、それに加えて、壁や床・柱から伝わる振動も、上下階や斜めの親へなどへの騒音の原因になります。       特に、壁や柱が固いほど振動は伝わりやすくなります。

ポイント2

木造に比べて鉄筋構造は、密閉性が高く、音漏れしにくい。                   木造と鉄筋のどちらが防音的に優れているのかは、正直なところ施工内容によっても変わってきますが、基本的には鉄筋コンクリートの方が、密閉性が高く、音漏れは少ない傾向にあります。                      ただし、マンションなどの集合住宅の場合、各部屋が密接しておりますので、振動などは伝わりやすい傾向にあります。

ポイント3

低音楽器は柱や壁から伝わり、高温楽器は開口部から漏れる。            ベースやドラムなどを演奏すると、低周波が柱や壁から伝わって起動します。 一方、人の声やギターなどの高音域の音は、窓や換気口などの機構部から周囲に漏れ出します。

ポイント4

打楽器や重低音は小音量でも伝達し、大音量だと家中に響いてしまう。    打楽器の音や重低音は、柱や壁からも伝わると同時に、開口部からも漏れるという厄介なものです。そのため、対策もしづらく、いかに音を振動させないようにするか、設置場所を検討していただくことも大切な対策になります。

防音対策を行って頂くにあたり、基本的には上記4つの音漏れポイントをまずは抑えていただくことで、対策すべき場所なども明確になります。

どういった音を主に対策されたいのか、ご自身の建物の構造によっても対策方法は変わってまいりますので、上記でご紹介したポイントを参考に、一度防音をご検討中の場所の環境をご確認いただけますと幸いです(*´▽`*)

▼知っておきたい!防音のための4大要素

防音対策をご検討中の場所の環境を確認したら、いよいよ防音対策実行開始です!

…でもその前に、私たちも含めて、音漏れ対策や騒音対策に、よく「防音」という単語を使用しますが、そもそも防音って、どういう言葉なのかご存知でしょうか?

「防音」とは、実は4つの音に関する要素{「遮音」・「吸音」・「防振」・「制振」}の総称なんです。

「吸音」・「遮音」・「防振」・「制振」の要素をまとめて『防音』となります。

そのため、『防音対策』は、上記4つの要素を組み合わせて対策して頂く必要があるんです!(^^)!

遮音吸音


防振

これらを組み合わせて対策することがとっても大切なんです!

どれか一つだけでも効果を感じられる場合はありますが、出来る限り、“音の伝播”は「遮音」・「吸音」で、“振動の伝播”は「防振」・「制振」の商品を組み合わせて対策して頂くことをお勧めいたします(*^。^*)

▼対策前におさえておきたい!重要ポイント

さて、防音対策を実施する前に、上記でご案内した大事な基礎知識を抑えたら、次は対策にあたってのポイントをご紹介させていただきます(^^)/

\1*隙間をふさがないと、いくら防音をしても効果が出ない!!!/

…「防音したい」と思ったら、まず最初にやるべきことは、その場所の隙間をふさぐことです。遮音材や吸音材を使用して、壁に厚みを増やしたり、床にカーペットを敷いたとしても、隙間から漏れる音漏れがあると、ほとんど防音効果を感じることが出来ないんです(*_*;

音漏れや、音が侵入しやすい箇所はいくつかあり、特に「換気口」・「窓枠」・「ドアとフレームの隙間」などが原因です。

こういった部分の隙間対策を行って頂くことで、その他の防音対策にも、想像以上の効果を得られますので、ぜひ最初に対策してみてくださいね( *´艸`)

\2*空気の通り道をふさぎ過ぎないようにしよう!!!/

…個人で行う防音対策は、やり方を間違えるとトラブルが発生したり、効果がほとんど得られないケースもあります(ノД`)・゜・。

例えば、空調用のダクトを埋めると大きな遮音効果が得られますが、室内の換気が悪くなってしまい、最悪は酸欠状態になってしまうことも…。

そのため、空気の通り道はふさぎ過ぎないようにしましょう。

上記のポイントを抑えたら、いよいよ宅録やシアタールームのための防音スペースを構築していきます!

次回のメルマガでは、実際に使われている宅録スペースをご紹介しながら、対策方法を詳しくご紹介させていただきます(*´▽`*)

ぜひ、引き続きご購読いただけますと嬉しいです!♪

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