こんにちは!防音専門ピアリビングのはるきちです。
突然ですが、お部屋の中で最も音が漏れやすい場所ってどこだと思いますか?
それは、「窓」と「ドア」です。
■「窓」と「ドア」が音が漏れやすい理由
窓とドアが音が漏れやすい理由は、主に2つです。
(1)壁に比べて厚みがないから
窓やドアは壁と比較すると厚みがありません。
壁の厚みは15cm程あるのに対して、ドアは7から7.5cm程、窓は0.2から0.8cm程しかありません。
厚みがないと、どうしても防音効果は落ちてしまいます。
(2)窓やドアは隙間ができやすいから
窓やドアは、お部屋の中でも隙間ができやすい場所になります。防音対策する上で隙間は大敵です!
隙間があるだけでそこから音が漏れて、防音効果はグッと落ちてしまいます。
■「防音カーテン」って実際、どうなの?
防音対策をする上で気になるのは、やはり防音効果だと思います。
防音カーテンは扱いやすくて簡単に対策できますが、その分対策できる騒音の種類は限られてしまいます。
〇効果的な音
・赤ちゃんの泣き声
・小型犬の鳴き声
・ピアノの音色
×効果が期待しづらい音
・電車や車の音
・工事音
・ドラム音
比較すると分かる通り、防音カーテンは高音域の音には効果的ですが、低音域の音は軽減することが難しいです。
更に言えば、自分が発している音は比較的軽減しやすいですが、周りからの音は軽減することが難しいです。
防音対策する場合、音の発生源の近くで対策をした方が防音効果は高くなります。
一方で、音の発生源から遠い場所で対策を行っても、音は様々な場所に伝わって聞こえるため、 窓だけ対策をしても、他の場所から音が漏れてしまう可能性があるんです。
■ピアリビングで取り扱っている防音カーテン
ピアリビングで取り扱っている防音カーテンは以下の通りです。ざっくり特徴をお伝えします。
防音カーテンコーズ
3枚の布を使用した5重構造の防音カーテン。
表面の布は凸凹としており吸音効果があるのに対して、裏地は固い素材になっているため遮音効果があります。
防音カーテンコーズプラス
防音カーテンコーズの左右がL字型になっており、左右からの隙間も防ぐことが出来る商品です。
隙間ができづらい分、防音カーテンコーズよりもやや効果は高くなります。
ドア用防音カーテンコーズ
4枚の布を使用した6重構造の防音カーテン。
実は、上の防音カーテンコーズの裏面に更に表面の布を追加した商品になります。
そのため、ピアリビングで取り扱っているカーテンの中では最も防音効果の高いです。
ドア用と明記しているが、窓に取り付けても問題ありません。
ただし、ドア用防音カーテンコーズは通常のカーテンと比較して2から3倍近くの重量があるため、あらかじめカーテンレールの耐荷重は確認する必要があります。
サウンドガード
防炎機能付きの防音カーテンなので、公共施設やオフィスなどでも使用可能。
防炎機能が必要であれば、サウンドガードがオススメです。
いかがでしょうか?
防音カーテンは防音商品の中でもお手軽で扱いやすいのですが、その分軽減できる音は限られてしまいます。
そのため防音対策を行う場合は、「今どのような音で悩んでいるのか?」ということを整理した上で、適切な対策を行うことがとても重要になります。
*その他、商品や防音に関するお問い合わせも随時承っております(#^^#)
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防音カーテンって実際どうなの?効果がある音と効果がない音【Vol.82】