~TOPIC~
1.今さら聞けない!防音対策の基礎5選
2.防音カーテンコーズプラスの既製サイズ、残りわずか!

1.今さら聞けない!防音対策の基礎5選
昔に比べて、お店などで防音商品を見かける機会が増えましたが、「防音って何なの?何が普通と違うの?」と思われる方もいるはず…。
そこで今回は、防音の基礎について徹底解説していきます。

(1)そもそも防音とは?
“防音”とは書いて字のごとく、「音を防ぐ」ことです。防音する目的は、大きく分けて2つあります。それが、
・自分が発している音を、周りに聞こえないようにする
・周りが発した音が、自分に聞こえないようにする
です。

(2)防音の仕組みって?
防音とは、「音を防ぐ」こととお話しました。それでは、防音商品ってどのような仕組みで音を防ぐことを可能にするのでしょうか?

防音を考える上で最も重要なのが、”遮音”と”吸音”です。
“吸音”…発生した音を吸収して、音の反射を防ぐ。ただし、吸収した音は通り抜けて、外に抜けてしまう。

“遮音”…発生した音を遮断して、外に通さないようにする性質を持つ。ただし、室内に遮音材のみを設置すると、お部屋内で音が反射して反響する。

少し難しいかもしれないので、身近なもので例えをします。
音を水に例えると、吸音はスポンジ、遮音はサランラップのような働きがあります。スポンジだけでは水は下に流れてしまうので、サランラップを下に重ねることで水が漏れにくくなりますよね。

そのため、防音対策を検討する時は、”吸音”と”遮音”どちらも考える必要があるんです。

(3)音はどんな種類があるの?
●高い音と低い音
一重に音といっても、工事音のような低~い音から赤ちゃんの泣き声のように高い音まで、様々な種類があります!高い音か低い音かということは、どのように決まるのでしょうか?それは、周波数(単位:Hz)と呼ばれるものによって、決まります。

※周波数…音は空気や固体を通じて振動となって伝わります。そして、この振動の繰り返しの回数を周波数(Hz)と言います。1秒あたり何回振動するかで周波数は決まり、例えば1秒間で1000回振動すれば1000Hzと表されます。

振動数が多い=周波数が高い →高い音
振動数が少ない=周波数が低い→低い音

●大きい音と小さい音
先程は高い音と低い音についてお話しましたが、次は大きい音と小さい音に関する説明をします。音の大きさ(音の強さ)は、dBという数値で表されます。下に騒音レベルについてまとめた表を乗せているので、ご確認ください。

(4)どんな音が防ぎやすくて、どんな音が防ぎづらい?
それではどのような音が防ぎやすくて、どのような音が防ぎづらいのでしょうか?
基本的には、高い音は軽減しやすいです。例えば、話し声、小型犬の鳴き声など。一方で、低い音はとても軽減しづらいです。例えば、工事音や室外機の音、車の騒音などが挙げられます。

(5)防音対策では、どんな点に気を付けたら良い?
防音対策を行う際、気を付けたいことは大きく3つあります。
1.事前に管理人さんに相談を
2.どこから音が漏れているのか調べよう
3.適切な商品を選ぼう

1.管理人さんに相談を
防音対策する前にまず行っていただきたいのは、管理人さんへのご相談です。直接騒音トラブルになっている方に話をするのは中々ハードルが高いですよね…。そのため、防音対策する前に、管理人さんへ相談をすることで、例えばエントランスに貼り紙をしてもらえるので、注意を促すことができます。(実際に私は騒音で悩んでいた時に、エントランスに貼り紙を出してもらって、騒音問題がなくなった経験があります(^^;))

2.どこから音が漏れているのか調査しよう!
音の発生源を見つけるのは中々難しいもの。防音対策を始める前に以下の点に着目して、音の発生源を特定しましょう。
・音はクリアに聞こえるか?籠って聞こえるか?
クリアに聞こえる場合→窓やドアの隙間などから聞こえている可能性が高い
こもって聞こえる場合→コンクリート壁のような密度が大きい材料を透過して伝わっている可能性が高い
・どのあたりで聞こえるか?
特定の部屋や特定の場所から聞こえる→比較的近い場所から音が聞こえている可能性が高い
広範囲で聞こえる場合→距離がある程度離れた場所から固体音として伝わっている可能性が高い
・どのような音か?
(4)の図の右上の部分→窓やドアの隙間から漏れている可能性が高い
(4)の図の左下の部分→コンクリート壁のような密度が大きい材料を透過して伝わっている可能性が高い

3.適切な商品を選ぼう
音の発生源が分かったら、今度は適切な場所に対して適切な防音商品を選びましょう。ここでは、騒音のご相談で多いお悩みに対してオススメの商品をご紹介します。

Q.子供の足音対策で階下の方から苦情を言われたのですが…
A.防音タイルカーペット「静床ライト」+防音マット「足音マット」の2枚重ねがオススメです。どちらもカット加工できるので、敷きたい場所に自由自在に敷くことができます。

「静床ライト」「足音マット」

Q.外からの車の騒音や電車の音、工事音を防ぎたいです
A.「窓用ワンタッチ防音ボード」がオススメです。窓にはめ込むパネルで、オーダーメイドで製作しています。

「窓用ワンタッチ防音ボード」

Q.アップライトピアノの防音対策を検討しています。
A.床は、「快適防音マットウッド」という防音マットがオススメです。これをピアノの下に敷くことで、ピアノの打鍵音やペダルを踏む音を軽減しやすくなります。壁の防音対策は、「ピアノ用防音パネル」がオススメです。ピアノの後ろに挟めることで、お隣に対して防音対策ができます。

「快適防音マットウッド」「ピアノ用防音パネル」

2.防音カーテンコーズプラスの既製サイズ、残りわずか!
当店人気の防音カーテンコーズプラスですが、間もなく既製サイズの販売を終了いたします。特に、105cm×178cmのグリーン、ピンク、グラックは残1枚ずつとなります…!

今後コーズプラスはオーダーサイズのみでの販売になるので、迷われている方は是非ご検討ください

「防音カーテンコーズプラス」

今更聞けない!防音対策の基礎5つ【Vol.71】