みなさん、こんにちは。防音専門ピアリビングのかぶちゃんです。
記録的な暑さが続いたと思ったら、いきなりの梅雨明け宣言。
今年も酷暑になりそうな予感です。
それだけ暑いと窓は閉めっぱなしで、エアコンをガンガンつけていると思いますが、窓ってすきまだらけなんですよねー
本日のメルマガはこの隙間を塞いで防音対策する方法をお話します。
▼ すきまを塞いで防音!最も適した商品とは
すきまを塞ぐのによく使われるのが、「スポンジ」のような素材。
専門的にはスポンジのような素材を「フォーム材」と呼びます。
この「フォーム材」は気泡の集合体で作られるのですが、気泡の構造で3種類に分けることができます。
まず1つ目は、独立気泡(単独気泡とも呼ばれる)です。

独立気泡のフォーム材は、気泡がそれぞれ独立しており、気体や液体はスポンジの中を通過できません。
代表的なものとしては、発泡スチロールです。
水や空気を通さず、水に浮くため、水泳用の補助具や、パッキン材として使用されます。
ただし、復元力はなく、指で押しつぶしても、反発しますが、中の気体が外へ出るほど潰してしまうと、材料が破壊されてしまい、独立気泡ではなくなります。
2つ目は、連続気泡です。

連続気泡のフォーム材は、気泡がつながっており、気体や液体は通り抜けることができます。
代表的なものとして、食器を洗うスポンジや、反響音を抑える吸音フォームなどです。
連続気泡のフォームは、圧縮した時に中の空気が出て、圧縮を解放すると、空気を含んだ状態に復元するため、すきまを埋めるものとして使用されます。
最後は半独立気泡になります。

出典元:日東電工
https://www.nitto.com/jp/ja/
半独立気泡のフォーム材はある程度までつぶせば独立気泡になるという、独立気泡と連続気泡の良い部分がミックスされた素材です。

出典元:日東電工
https://www.nitto.com/jp/ja/
代表的なものとして、「エプトシーラー」があります。
エプトシーラーをすき間に埋めることで、熱、水、音、振動をシャットアウトするというスグレモノ。
すきまを塞いで防音するのに最も適した商品と言えるのです!
残念ながらピアリビングでの取り扱いはないのですが、下記のようなすきま用テープを取り扱っております。

サイズも多種多様なので、すき間の大きさに合わせて選ぶことができますし、安価なので試す価値はあると思いますよ!
よくある質問
Q. 防音対策において「すきま」を塞ぐことがなぜ重要なのでしょうか?
A. 窓やドアのすきまは、外からの騒音や室内の音漏れの大きな原因になります。音は空気の流れと一緒に入り込むため、防音対策の第一歩はすきま対策です。すきまを塞ぐことで、熱、水、音、振動の侵入や漏れを効果的に抑えることができます。
Q. 防音対策によく使われる「フォーム材」とは何ですか?
A. フォーム材は、スポンジのような気泡構造のある素材の総称で、防音・断熱・防水などの機能を持ちます。特に**気泡の構造(独立気泡/連続気泡/半独立気泡)**によって、防音性能が大きく異なります。
Q. フォーム材にはどんな種類がありますか?
A. 主に以下の3種類があります
独立気泡:音や水を遮るが、潰れると復元しにくい(例:発泡スチロール)
連続気泡:空気や音が通るが、復元力があり柔らかい(例:食器洗いスポンジ)
半独立気泡:両者の長所を持ち、音や熱、水、振動をシャットアウトできる(例:エプトシーラー)
Q. 半独立気泡のフォーム材「エプトシーラー」とは何ですか?
A. エプトシーラーは、半独立気泡構造を持つ高機能なすきま用テープ材です。圧縮復元性があり、貼ることで気密性・防水性・遮音性・耐久性を同時に高められるため、防音や断熱、耐候対策に最適です。
Q. エプトシーラーはどこに貼ると効果的ですか?
A. 窓のサッシ、ドア枠、建具の合わせ目など、音や風が通りやすいすきまに貼ると効果的です。貼ることで空気の流れや音の侵入・漏れを物理的に遮断できます。
Q.防音相談を受けることはできますか?
A.はい、防音専門のピアリビングでは無料の防音相談を実施しています。お客様の環境や目的に応じた最適な防音対策をご提案いたします。