こんにちは!防音専門ピアリビングのはるきちです。
突然ですが、お部屋の中で最も音が漏れやすい場所ってどこだと思いますか?
それは、「窓」と「ドア」です。
「窓」と「ドア」が音が漏れやすい理由
窓とドアが音が漏れやすい理由は、主に2つです。
(1)壁に比べて厚みがないから
窓やドアは壁と比較すると厚みがありません。
壁の厚みは15cm程あるのに対して、ドアは7から7.5cm程、窓は0.2から0.8cm程しかありません。
厚みがないと、どうしても防音効果は落ちてしまいます。
(2)窓やドアは隙間ができやすいから
窓やドアは、お部屋の中でも隙間ができやすい場所になります。防音対策する上で隙間は大敵です!
隙間があるだけでそこから音が漏れて、防音効果はグッと落ちてしまいます。
「防音カーテン」って実際、どうなの?
防音対策をする上で気になるのは、やはり防音効果だと思います。
防音カーテンは扱いやすくて簡単に対策できますが、その分対策できる騒音の種類は限られてしまいます。
〇効果的な音
・赤ちゃんの泣き声
・小型犬の鳴き声
・ピアノの音色
×効果が期待しづらい音
・電車や車の音
・工事音
・ドラム音

比較すると分かる通り、防音カーテンは高音域の音には効果的ですが、低音域の音は軽減することが難しいです。
更に言えば、自分が発している音は比較的軽減しやすいですが、周りからの音は軽減することが難しいです。
防音対策する場合、音の発生源の近くで対策をした方が防音効果は高くなります。
一方で、音の発生源から遠い場所で対策を行っても、音は様々な場所に伝わって聞こえるため、 窓だけ対策をしても、他の場所から音が漏れてしまう可能性があるんです。
ピアリビングで取り扱っている防音カーテン
ピアリビングで取り扱っている防音カーテンは以下の通りです。ざっくり特徴をお伝えします。
防音カーテンコーズプレミア

3枚の布を使用した7層構造の防音カーテン。
コーズがよりパワーアップして、使いやすくなった防音カーテン!ピアリビングの中では最も防音効果の高いカーテンです。
防音カーテンコーズ

3枚の布を使用した5重構造の防音カーテン。
表面の布は凸凹としており吸音効果があるのに対して、裏地は固い素材になっているため遮音効果があります。
防音カーテンコーズプラス

防音カーテンコーズの左右がL字型になっており、左右からの隙間も防ぐことが出来る商品です。
隙間ができづらい分、防音カーテンコーズよりもやや効果は高くなります。
ドア用防音カーテンコーズ

4枚の布を使用した6重構造の防音カーテン。
実は、上の防音カーテンコーズの裏面に更に表面の布を追加した商品になります。
そのため、ピアリビングで取り扱っているカーテンの中では最も防音効果の高いです。
ドア用と明記しているが、窓に取り付けても問題ありません。
ただし、ドア用防音カーテンコーズは通常のカーテンと比較して2から3倍近くの重量があるため、あらかじめカーテンレールの耐荷重は確認する必要があります。
サウンドガード

防炎機能付きの防音カーテンなので、公共施設やオフィスなどでも使用可能。
防炎機能が必要であれば、サウンドガードがオススメです。
よくある質問
Q.部屋の中で音が漏れやすい場所はどこですか?
A. 最も音が漏れやすいのは窓とドアです。壁に比べて厚みが薄く、隙間もできやすいため、防音対策をするならまずは窓やドアから始めるのが効果的です 。
Q.防音カーテンはどんな音に効果がありますか?
A. 防音カーテンは、赤ちゃんの泣き声、小型犬の鳴き声、ピアノの音などの高音域の音に対して効果的です。
Q.防音カーテンが効果を発揮しにくい音は何ですか?
A. **低音域(例:電車・車の走行音、工事音、ドラムなど)**は遮断しづらく、防音カーテン単体では効果が薄いことがあります。
Q.防音カーテンを効果的に使うにはどこに設置すればいいですか?
A. 防音対策の基本は、音の発生源に近い場所に設置することです。室内の音漏れ対策には窓やドアに、外からの音が気になる場合は**音の侵入元に一番近い隙間(窓・換気口・ドア)**を中心に設置しましょう 。
Q6. 防音カーテンを選ぶ際に考慮すべきポイントは何ですか?
A. 防音カーテンは手軽ですが万能ではありません。選ぶ際には以下を確認しましょう
気になる音の種類(高音か低音か)
音の発生源(自分か周囲か)
対策したい場所(窓/ドア/間仕切りなど)
Q.防音相談を受けることはできますか?
A.はい、防音専門のピアリビングでは無料の防音相談を実施しています。お客様の環境や目的に応じた最適な防音対策をご提案いたします。
まとめ
いかがでしょうか?
防音カーテンは防音商品の中でもお手軽で扱いやすいのですが、その分軽減できる音は限られてしまいます。
そのため防音対策を行う場合は、「今どのような音で悩んでいるのか?」ということを整理した上で、適切な対策を行うことがとても重要になります。