Topic

*これで効果があるの?

今あるものと組合せて防音効果をアップさせる裏技!(1)

*博多・東京ショールーム同時OPEN!



私は、普段東京ショールームで勤務しており、多くのお客様の対応をさせていただいています。

ご来場されるお客様は様々な音に関する悩みをお持ちで、現状やどのような対策をすればよいかは皆さん違ってきます。

今回のメルマガは、お客様からのご相談内容や対策例を紹介していきます。


(1)子供が走り回って階下の方から苦情を受けた

東京都内在住のT様は、中古のマンションを購入し、子供が小さいのでご近所さんに迷惑をかけないように、音対策をしっかりと行いました。
特に床の対策は、マンション規約の「L-45」以上になるように業者に伝えリフォームをしました。

4歳の男の子と2歳の女の子の家族4人での新生活なので、ご近所さんへ引っ越しの挨拶を行い、万全の体制で新生活をスタート。

しかし、引っ越してから3日ほど経ったある日、玄関のチャイムが突然…、

「ピンポ~ン」。

ドアを開けると初老の男性が少し怒った顔をして立っています。

「下の階の○○○号室に住んでいる者ですが」と切り出し、、、

「毎日子供が走り回る音がうるさいんですよね、もう少し気をつけてくれませんか?」と言われすごく申し訳ない気分になり、「すみません、子供に走り回らないように厳しく伝えます」と話して帰っていただきました。

なんで、リフォームの時に床の工事を「L-45」にしてもらったのに 苦情を言われるの?と思いながら、子どもたちには「下のおじいちゃんから走り回る音がうるさいって言われたから気をつけようね」と話しました。

それでも…、子どもたちは、以前暮らしていた家より広くなったので、うれしくて走り回ってしまうんです。

また階下の方から怒られてしまうと考え、ニ○リさんで、ジョイントマットを購入。

リビングと子供部屋に敷き「これで大丈夫だろう」と安心していました。

それから1週間ほど経ったある日、玄関のチャイムが「ピンポ~ン」。

ドアを開けると先日怒られた階下の男性が、すごく怒った顔をして立っています。

「先日もお話しましたが、子供が走る音がうるさいんです」
「今までは静かだったが、あなた達が引っ越してきてうるさくて我慢できません」と言われました。

「えっ?」と思いましたが、「床にマットを敷いて対策しているのですが、うるさいですか?」と返しましたが、階下の方からは、「対策しているって本当ですか?引っ越しされて来た日から、走る音はまったく変わりません」と言われましたので、平謝りしもう少し対策をしてみますと伝えて帰ってもらいました。

それから床の対策をGoogleで検索し、見つけたのが「ピアリビング」でした。

ピアリビングのホームページを見ていると「東京ショールーム」で相談ができると書いてあったので、主人と話して相談に行くことにしたんです。


T様は、困惑した表情で、そういったお悩みをご相談くださいました。

実は、引っ越してすぐトラブルになるケースが多いんです。

先に生活をされていた方は現在の生活環境に慣れています。
そこに、引っ越しなどで新しい方が入居されると、今までの生活環境が変わり、普段は気にならない事(音)も気になりだしてトラブルになる場合があるからです。

リフォーム時にしっかりと床の対策をしても階下とトラブルになるって、何か納得できない気持ちになりますね。

お客様は、ピアリビングのホームページ内容をしっかり見ていただいており、階下への足音対策として「静床ライト」と「P防振マット」の組合せがベストなのだろうかというご質問を受けました。

静床ライト

P防振マット

たしかに、階下への足音の苦情を防音カーペット単体でクリアできないことが多いので、振動を軽減するマット防音カーペットを重ねて使用することをピアリビングでは推奨しています。

ですが、納得できない気持ちと引っ越したばかりであまり予算をかけれないということでしたので、次の方法をおすすめしました。

ここで、ちょっと想像して頂きたいのですが、低反発ラグなどは、フワフワしていて床に音が伝わりにくいんですが、家具やテーブルなどを置くと沈み込んで(やわらかすぎて)部屋全体に敷いて振動を軽減するには適していないと思いませんか?

そこで、低反発ラグのデメリットを解消し、さらに効果を高める提案が、「静床ライト」 + ジョイントマットの重ね技なのです。

静床ライトの振動を抑えるバッキング層で足音の振動を抑え、ジョイントマットが低反発クッション(バネ)の役割で床に振動を伝えにくくします。

この組合せで、「静床ライト」が持つ性能を引き出し、低反発ラグのフワフワしすぎる欠点を解消し、部屋の広い範囲に敷くことができるんです。

すでに、部屋に敷いてあるジョイントマットを使い続け、他の防音商品と組み合わせることで階下から苦情が来なくなれば、一石二鳥です。

この原理を使えば、「静床ライト」 + コルクマットの組合せでも防音効果は高まります。

ただし、注意していただきたいのがジョイントマットやコルクマットの上に軽めの防音カーペットを敷いてもあまり防音効果は高まりません。

その理由として、ジョイントマットやコルクマットは軽いので、階下に足音のような振動は伝わります。

この上に軽くて薄い防音カーペットを重ねても、物を落とした「カーン」という軽い音などは軽減しますが、足音のような「ドン ドン」という重い音は軽減できないためです。

「静床ライト」「静床プレミア」のような、重くて振動を抑える層がある防音カーペットが効果的なんです。

静床プレミア

このお客様は、静床ライトの下に敷く防振マットの予算が浮いたので防音カーペットを「静床プレミア」にグレードアップされたんです。
お子様が小さいので、掃除のしやすさや防汚機能を重視したうえでのグレードアップでした。

このように、お客様のお悩みや現状に合わせた対策を今後もご紹介していきますね。

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