みなさん、こんにちは。防音専門ピアリビングのナヱジです。

今の季節、もうそろそろ夏服に完全移行してもいい気がするのですが ちょっとまだ肌寒い日もありそうでなかなか判断がつかない今日この頃です。

判断がつかないと言えば、音の悩み。

音の対策をするにあたって、防音製品を購入する際に、何を判断基準にしたらいいか迷った経験はありませんか?

値段の高いものほど効果が高いのか?

密度の書いてあるものなら信用できるのか?

防音に特化した素材があるのか?

レビューに書かれた防音効果は自分の欲しい効果と合致するのか?

などなど…

私も入社数年前から手探りで防音対策をしていた際に、 同じようなことを幾度となく経験してきました。

さらに、同じような経験をした話は様々なところで幾度となく耳にします。

そこで今回は、 防音製品の選び方についてご紹介していきます。

目次

何をどう選べばいい?

空気音対策

固体音対策

迷ったらここをチェック

▼何をどう選べばいい?

まず、当店をはじめとする防音商品は 基本的に「建物への後付け」を前提としている商品が多いです。

壁や床を剥がして建物自体に手を加える、というわけではないので 「対処したい音」に対する「防音効果の補強」と捉えていただくと 少し判断がラクになるかと思います。

「対処したい音」は、大きく分けて2種類に分けられます。

空気の中を伝わる「空気音」と、 固体の中を伝わる「固体音」です。

「空気音」には声や音楽、車のエンジン音等が当てはまり、 空気を振動させて音を発生させるため 音源との間に空気の通り道さえあれば、建物の内外関係なく聞こえやすい特徴があります。

「固体音」には足音や物を落とした音、ピアノの打鍵音等が当てはまり、 建物自体に衝撃を加えて音を発生させるため 音源と空気の通り道がなくても建物の中であれば聞こえやすい特徴があります。

それでは、それぞれの「防音効果の補強」について見ていきましょう。

▼空気音(空気伝搬音)対策

空気音を軽減させる方法としては、 下記3つのコツが考えられます。

  • 音の発生源に出来るだけ近づけて対策する
  • 音を伝えたくない場所への空気の通り道をなくす
  • 音を伝えたくない方向にあるものを厚みと重量のあるもので塞ぐ

建物の性能や聞こえ方の個人差にもよりますが、 この3つの度合いによって 得られる防音効果が変わります。

対策商品の選定に絞っていえば、 重要なのは「厚み」と「重さ」です。

できるだけ厚く、 できるだけ重さも稼げると防音効果の期待値は上がると言えるでしょう。

こういった対策でよく見かけるのは「吸音材」と呼ばれるスポンジ状の物ですが、 空気音の軽減に必要な「厚み」と「重さ」に着目すると できるだけ厚く、できるだけ重いものが理想といえるでしょう。

その2つを体現したのが当店の 「ワンタッチ防音壁」と「窓用ワンタッチ防音ボード」です。

どちらも、吸音材と遮音材をサンドイッチにした構造は同じで、 ワンタッチ防音壁は厚み5cm、重さは一枚当たり最大約6~8kg程度となっています。

吸音材と遮音材を併用している防音ボードなので、一般的なホームセンターなどで販売されている吸音材と比較すると、かなり重量のある商品ですが、その分防音効果が期待できます。

▼固体音(固体伝搬音)対策

固体音を軽減させる方法としては、 下記3つのコツが考えられます。

  • 衝撃の発生源と建物(構造物)の間に防音製品を設置する
  • 設置したい防音商品に、衝撃を受け止めるだけの厚みがある
  • 設置したい防音商品に、衝撃を適度に和らげるだけのクッション性がある

建物の性能や聞こえ方の個人差にもよりますが、 この3つをおさえることによって 得られる防音効果が変わります。

対策商品の選定に絞っていえば、 重要なのは「厚み」と「クッション性」です。

できるだけ厚く、 できるだけクッション性も稼げると防音効果の期待値は上がると言えるでしょう。

こういった対策でよく見かけるのは「ジョイントマット」等の柔らかくて軽いマットですが、 固体音の軽減に必要な「厚み」と「クッション性」に着目すると、できるだけ厚く、できるだけクッション性のあるものが理想といえるでしょう。

その2つをおさえた商品が、当店の足音対策商品です。

当店でよくオススメする組み合わせは、 「静床ライト」と「足音マット」の組み合わせです。

この2種類を重ね敷きすることで、 当店で扱っている商品の中でも最上位の効果が得られます。

他社製品を合わせて比較検討する場合でも、商品の「厚み」・「クッション性」・「重量」に着目して、検討していただくことをお勧めいたします。

▼迷ったらここをチェック

当店のホームページでは、 もっとストレートにお悩み別・対策場所別で いくつかの対策方法をご提案しています。

迷ったら、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。

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