こんにちは、防音専門ピアリビングのはるきちです!

最近天気の悪い日が続いていますね…皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

先日私は、関東の管理会社様と共同で入居者の方に向けて防音セミナーを実施させていただきました^^

防音の基礎のお話から、ピアリビングの防音マットの紹介など15分程度でお話しました。

今回参加された入居者様は、全員お子様の足音でお悩みの方々で、セミナー後にサンプルの防音マットをレンタルされて、自宅で試されるとのことでした。

特にコロナ禍になり、騒音トラブルで悩みを抱える管理会社様が多く、そうした方々のお助けができたら良いなと思っています^^

目次

▼フルートを思いきり演奏したい!オススメの防音対策3選

「自宅でフルートを気兼ねなく演奏したい!」

そのような方に向けて、今回はフルートの防音対策を3つご紹介します。

フルートのような管楽器ってとても音が大きいので、周りに音が漏れていないか心配になりますよね…。

フルートの音は、大体90~100dBと言われており、音の高さは比較的低い200Hzから2000Hzまで割と幅広い音域が出る楽器です。

もしお隣に音を漏らしたくないということであれば、お部屋内で聞こえる音を木造住宅だと55dB程度、RC造だと75dB程度にまで抑える必要があります。

でもそれだと本来の大きさの半分程度まで出すことが出来ません。そこでここからは周りへの音漏れを気にしすぎることがないようにする防音対策についてご紹介します。

(1)音が漏れやすい窓やドアの防音を行う

フルートは楽器の中でも、比較的高い音を発します。高い音は球体状に音が広がり、特にお部屋の隙間から音が漏れて他の場所に音が伝わるケースが多いです。

そのため優先的に、窓やドアの防音対策を行うことをおすすめします。

まず窓であれば、2つの商品がおすすめです。一つ目は「防音カーテンの設置」です。ピアリビングで販売している防音カーテンコーズは、通常のカーテンに比べて2倍以上の重さがあり、とても防音効果が高いです。

防音カーテン コーズ

防音カーテンをつけることで、外に聞こえる音の大きさは、10dB弱程度の軽減が見込めます。

ふたつ目の商品が「窓用ワンタッチ防音ボード」という窓に取り付ける防音ボードです。

こちらは実際に有名歌手の方が自宅での練習の際に利用されています。ピアリビングの窓の防音商品の中では、一番防音効果の高い商品になります。

窓用ワンタッチ防音ボード

窓用ワンタッチ防音ボードをつけることで、外に聞こえる音の大きさは、20dB弱程度の軽減が見込めます。

ここまで窓の防音商品についてご紹介しました。次にドアの防音対策をご紹介します。

ドアの防音対策には、こちらの「ドア用防音カーテンコーズ」がおすすめです。実はこの商品は布を4枚使用しており、先程ご紹介した通常の防音カーテンコーズよりも重量があります。

また防音カーテンコーズは裏地が見えていましたが、ドア用防音カーテンコーズは裏地が見えないように裏面も表地が使われています。

ドア用防音カーテンコーズをつけた場合、外に聞こえる音の大きさは、10dB以上の軽減が見込めます。

(2)壁や天井には吸音材、床には防音マットを敷いて反響音を防ぐ

余談になりますが、皆さんは高い音と低い音、どちらの方がより人の耳は敏感に感じると思いますか?

実は高い音です。

音の大きさdB数は同じでも、低い音よりも高い音の方がうるさいと感じてしまいます。

フルートは音の中でも比較的高い音にあたります。

そのため、出来るだけお部屋内で響く音を小さくする対策が必要です。

具体的には、壁や天井に吸音材を貼ったり、床には防音マットを敷く対策になります。

壁、天井、床に防音対策をする理由は、先程もお伝えしたように、高い音は球体状に音が伝わるためです。

アートボード 1_6-100

(3)防音室を導入する

本格的な防音がしたい!という方は、防音室を導入する方法もあります。

やはり防音室を導入すると、お部屋の中に更にお部屋を作ることができるので、圧倒的に防音効果は高くなります。

ただし賃貸物件だと防音室の重量の問題で導入できないケースもありますよね。

事前に防音室の設置許可を確認する必要があります。

ピアリビングで販売している商品だと、「おてがるーむ」はその名の通り、お手軽に導入できる防音室です。重量が50kg程度なので気軽にお部屋に設置することができます。 

おてがるーむは、大体15~20dB程度の防音効果があります。

フルートを思い切り吹いた場合、それらの音が80dB程まで軽減できます。

お隣のお部屋で聞くと、さらに音は小さくなります。

ただしそれでも40dB程度までの軽減なので、生活範囲内の音ではありますが、恐らくお隣の部屋にはどんな音を演奏しているかはわかる程度だと思います。

さらに効果を高めたい方は、できるだけお隣の部屋からは遠い場所におてがるーむを設置したり、おてがるーむの前に防音カーテンを設置することで、さらに音は小さくなります。

いかがでしょうか。今回はフルートの防音対策についてご紹介しました。

良ければ参考にされてください^^

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