～この記事は、 2022年2月4日 配信分のメールマガジン本文となります。
過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため
本文そのままを再掲載しております。～

今週のTOPICに入る前に、前回のメルマガ「新生活が始まる前に覚えておきたい防音知識」にて、一部文章に誤りがございました。

お客様の混乱を招き、ご迷惑おかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。

誤：80dbの音が20db軽減できる重量の壁を通過した場合【80db-20db＝60db】壁を通過した音は60dbです。この壁の重量を倍にした場合、どれだけ遮音性能が高まるでしょう？

-20db+-20db＝-40dbになるでしょうか？なんと、答えは約-25dbなんです。

正：80dbの音が20db軽減できる重量の壁を通過した場合【80db-20db＝60db】壁を通過した音は60dbです。この壁の重量を倍にした場合、どれだけ遮音性能が高まるでしょう？

-20db+-20db＝-40dbになるでしょうか？なんと、答えは約-23dbなんです。

誤：次に、20db軽減できる壁を2つ重ねて厚みを倍にした場合の遮音性能はどうなるでしょう。壁を通過した音は、80db-20db-20db＝40dbになるでしょうか？壁を倍にしても、、、遮音性能は約-25dbなんです。

正：次に、20db軽減できる壁を2つ重ねて厚みを倍にした場合の遮音性能はどうなるでしょう。壁を通過した音は、80db-20db-20db＝40dbになるでしょうか？壁を倍にしても、、、遮音性能は約-23dbなんです。

この度はお客さまのご不安をお招きしてしまい、誠に申し訳ございません。

今後このようなことがないよう、細心の注意を払う所存でございます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

今週のTopic

◎新生活が始まる前に。 「お部屋の中で一番音が漏れる」窓に、防音カーテンを設置したらどのくらい効果がある？

▼新生活が始まる前に。「お部屋の中で一番音が漏れる」窓に、防音カーテンを設置したらどのくらい効果がある？

お引っ越しされる方は、必ず必要になるカーテン。日頃皆さんは、どのような基準でカーテンを選んでいますか？

デザイン性？価格？納期？

私が新居に引っ越した時は、デザイン性を重視して選びました(^^)

ただ引っ越した後に気になったのが、外からの音漏れです…。

私が住んでいる場所は大通り沿いなので、毎日車の音が大きく聴こえます。エンジン音やパトカーの音、救急車の音など。

私の実体験からもわかるように、窓からの音って結構聞こえますよね…。

そこで今回は、ピアリビングでおすすめしている防音カーテン「コーズ」の防音効果について徹底解説します。

これからお引っ越しを検討されている方は、参考にしていただければと思います。

■防音カーテンコーズって何？

防音カーテンコーズとは、ピアリビングで販売している人気No.1の防音カーテンです。

普通のカーテンとの最大の違いは、「3枚の布を使用した5重構造」になっていること。

音を吸収する「吸音布」と音を遮断する「遮音布(コーティングあり)」が組み合わさってできているので、重量があり、高い防音効果を発揮します。

表面の布はワッフル生地になっており、凸凹しているので音を吸収する効果があります。

■気になる防音効果は…？

防音カーテンであるからには、皆さんが最も気になるのは「防音効果」ですよね。

こちらは厚手のドレープカーテン(重さ：0.3kg/m2)と防音カーテンコーズ(重さ：1.2kg/m2)の防音効果を表した図です。

横軸は「Hz(音の高さ)」、縦軸は「軽減されるdB(音の大きさ)」を表しています。

ご覧の通り、防音カーテンコーズは、500Hz(男性の話し声くらい)を超えると、段々グラフが大きく上向きになります。

防音カーテンコーズの得意な音域としては、

・女性の話し声

・警報の音

・赤ちゃんの泣き声

・小型犬の鳴き声

などです。

人の耳は「2000Hz~4000Hz」くらいの高い音が最も聴き取りやすく、不快に感じると言われています。

防音カーテンコーズは、そうした高い音に対して防音効果を発揮します。

一方で自動車のエンジン音、いびき、大型犬の鳴き声、工事音といった低い音に関しては、防音効果が感じにくいです…。

あくまで防音カーテンコーズは、「高音域の音」に対して防音効果を発揮すると考えていただければと思います。

こちらのYoutubeでは、防音カーテンコーズを使った防音実験をご紹介しています。

防音効果を耳で体感したい！という方は、一度ご視聴ください。

■お客さまの声をご紹介

最後に実際にお客さまからいただいたお声をご紹介したいと思います。

こちらのお客さまは、「ご自身で発する音楽の音を外に漏らしたくない」という目的で、防音カーテンコーズのベージュを購入いただきました。

実は、外から漏れる音よりも「ご自身の漏れる音が外に漏れないようにする」方が防音効果は得られやすいです。

お客さまのように、ピアノの防音対策で防音カーテンコーズを検討される方は多く、『ピアノの音色』であれば、防音カーテンコーズを 設置することで、ある程度軽減の見込みはあるかと思います。

こちらのお客さまは、「外からの音漏れを防ぎたい」という目的で、防音カーテンコーズのベージュを購入いただきました。

防音カーテンコーズは既製サイズは当日か翌日に発送しているので、お届けがとても早いです。ただし、オーダーサイズについてはお届けまで2週間お時間がかかるため、注意が必要です。

「想像していたよりも色味が黒く濃かった」とのこと。防音カーテンコーズのベージュは、度々「思っていた色と違う」と言われる方はいらっしゃいます。

もしご不安な方は、カーテンのサンプルをご注文いただいて、事前に色味を確認されることをおすすめします。

ちなみに防音カーテンコーズのベージュは、「少し黄色っぽくて比較的濃い」色という印象です。

最後に防音効果についてですが、夜間のうるるさが改善されないとのこと。どうしてもお昼よりも夜は周りが静かになるので、音が気になりやすくなってしまいます…。

特に多いのが、「寝る時にうるさいから防音カーテンをつけたい」と言われる方です。就寝時は一番静かになるため、少しの音でも気になってしまうケースが多いです。

そのような方には、可能であれば防音カーテンよりもさらに効果の高い「窓用ワンタッチ防音ボード」という防音ボードをご案内しています。

最後のお客さまは、「オカメインコの鳴き声」の防音対策で、防音カーテンコーズを購入いただきました。

オカメインコの鳴き声の周波数を調べてみたんですが、大体250~8000Hzほどのようです。

1000Hz以上の高い音であれば軽減が見込めますが、それより下の低い音であれば軽減が難しいかもしれません…

もう少し防音効果を高めたいということであれば、カーテンから漏れる隙間を塞ぐ「コーズレールカバー」やカーテンの裏に取り付けて防音効果を高める「防音ライナー」をプラスすると、効果的だと思います。

いかがでしょうか？

今回は、新生活には欠かせないカーテンということで、ピアリビングの防音カーテン「コーズ」の防音効果について解説しました。

現在防音カーテンの購入を検討されている方は、参考にされてください(о´∀`о)

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