みなさん、こんにちは!防音専門ピアリビングのふくちゃんです。

ピアノを自宅で演奏するにあたって、一番に気になるポイントが「音」ですよね。

演奏するピアノの種類によって、音の大きさや、対策した方がいい場所が変わってきます。

中でも床の対策は、ピアノ設置後の後付けが難しいため、ピアノ導入前に対策が必要か検討したい箇所です。

そのため、こちらの記事では、ピアノの種類別に、おすすめの床の防音対策についてご紹介します。

目次

▼ピアノ演奏時の、床の防音対策のポイント

ピアノの防音対策の場合、空気音(いわゆる音音)と 固体音(打鍵音やペダル音などの振動)のどちらの対策も必要です。

特に固体音(振動音)はピアノの設置面である床が一番振動の影響を受け、壁から天井と広い範囲に伝わってしまいます。

こうした床に響く個体音(振動音)を対策する場合、重量・厚み・クッション性の3つが重要なポイントとなります。

ピアノと椅子の設置面に3つのポイントをしっかりおさえた防音マットやカーペットを敷くことで、音を軽減することができます。

▼ ピアノの種類別、おすすめの防音対策

(1)キーボードや電子ピアノの場合

まずは、比較的手軽に楽しむことができるキーボードや電子ピアノの対策におすすめの防音カーペットをご紹介します。

キーボードや電子ピアノの場合、床に伝わる振動は、主に打鍵音やペダルを踏んだ時のカタカタした音になります。

自宅が1階にある場合や、自宅の防音性能がある程度高い場合には、床に対策をする必要がない場合もございます。

賃貸住宅にお住まいで苦情につなげたくない場合に、簡易的に対策されたい場合におすすめしている組み合わせが、下敷き用防音マット「足音マット」の上に防音タイルカーペット「静床ライト」を重ねて敷く方法です。

設置イメージ

・防音タイルカーペット「静床ライト

ピアリビング 静床ライト

・下敷き用防音マット「足音マット

ピアリビング 足音マット

下地のクッション性を足音マットでカバーし、その上に厚みと重量のある防音カーペット静床ライトを重ねることで、打鍵音などの振動を吸収してくれます。

まずは、ピアノの下から椅子の下まで敷いてみることをおすすめしますが、それでも気になる場合は、お部屋全体に敷き詰めていただくと、より下の階や斜め下のお部屋などに振動が伝わりにくくなります。

(2)アップライトピアノやエレクトーンの場合

次に、もう少ししっかり対策が必要なアップライトピアノやエレクトーンなどの対策におすすめの組み合わせをご紹介します。

それが、下敷き用防音マット「足音マット」の上に6種類の異なる素材を重ね合わせて作られた床用防音パネルの「防振ベース」を重ねて敷く方法です。

・「防振ベース

静床ライトよりも厚みがあり重量もしっかりあるので、さらに音の軽減が見込めます。

※なお、防振ベースは、基本的にRC造住宅専用の製品となるためご注意ください。

(3)グランドピアノの場合

最後にグランドピアノなどを演奏される場合におすすめの商品をご紹介します。

ピアリビングで取り扱いのある床対策商品の中で最も効果の高いものが床用防音パネルの「ピアノ・ドラムステージ(簡易乾式二重床)」です。

・「ピアノ・ドラムステージ(簡易乾式二重床)

こちらは、ピアリビングオリジナルの防音パネル「ワンタッチ防音壁」と防音マット「P防振マット」、防音カーペット「静床ライト」などを何層にも組み合わせて製作している浮床形式の防振ステージです。

高さが約10cmほどあり、打鍵音やペダル音などの振動音だけでなく、響板からの音も軽減してくれます。

お客様のご希望のサイズに合わせて完全オーダーできるため、お部屋の広さやピアノの大きさに合わせて対策することができます。

まとめ

いかがでしたか?

床の対策は、ピアノを設置してしまった後だとピアノの移動や調律が必要になるため大掛かりとなり、大変ですよね…。

これからピアノを始める方や、お引っ越しでピアノを移動される方など、後から後悔しないよう事前にしっかりと対策されておくことをおすすめします!

その他、商品や防音に関するお問い合わせも随時承っております!

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