~この記事は、 2021年7月16日 配信分のメールマガジン本文となります。
過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため
本文そのままを再掲載しております。~

みなさんこんにちは!

ピアリビング・防音コーディネーターのかぶちゃんです!

集合住宅では、足音、生活音などさまざまな音が発生します。

その中にはコン、バシ、パキ、バキッ、など、どこから発生しているのか、原因が特定できない音も少なくありません。

このような音は「不思議音」と呼ばれ、上の階やお隣から聞こえる音と思っていたが、実は違ったということがあります。

本日のメルマガではこの「不思議音」についてお話します。

今週のTopic

◎「コン、バシ、パキ、バキッ」この音何?「不思議音」の対策はできるのか?

◎ オンライン防音相談大好評実施中!

▼「コン、バシ、パキ、バキッ」この音何?「不思議音」の対策はできるのか?

不思議音は原因究明とその対策が難しいので、長い間悩まされ続ける方もいらっしゃいます。

不思議音の推定される発生原因には下記のようなものがあります。

1.ポンプやエレベーターの動作音など設備機器の動きが原因のもの

ポンプやエレベータの動作音

2.冷蔵庫の振動やウォーターハンマーなど人の生活音が原因のもの

冷蔵庫の動作音

3.屋上ルーバーの風きり音や建物のつなぎ目のアルミのカバーなど風や、熱のような自然現象が原因のもの

エレベータの動作音

出典:日本騒音調査ソーチョー

上階から聞こえる、何か固い物で床か壁を叩いているような「トン!トン!トン!」という音が、実はエレベータの動作音だったという事例もあります。

また、「不思議音」の大きさは、最大でも40db~50db程度の大きさなので、日中の活動している時間帯であれば、あまり気になりませんが、夜中など周囲が静かな時にこの音がすると、気になって眠れなくなる場合もあるので、厄介です。

冷蔵庫の動作音

ポンプやエレベーターの動作音など設備機器の動きが原因の場合、音の発生と設備の稼動状況を同時に確認することで、原因を究明することができます。

ただし、設備機器の動きが原因の音は、壁や床など構造物を介して発生する場合が多く、思いもよらない場所が原因であることがあるので注意が必要です。

生活音が原因の場合、具体的な音源を確認するには、住民の方に協力してもらう必要があります。

しかし、プライベートな領域に立ち入ることになるため、協力が得られず原因を特定できないことが多いです。

自然現象が原因の音は気象条件などに左右されるため、原因を究明することが難しいです。

また、発生源が特定できず対策ができない場合が多い音になります。

なお、このような「不思議音」を個人で特定するのは難しく、ご自身のお部屋で対策を行ってもほとんど効果がありません。

建築の専門家でも、原因を究明することは難しいので、「騒音調査の専門家」に調査を依頼して原因を究明し対策することが「不思議音」を解決する近道です。

生活音不思議な音 解決方法

賃貸物件の場合、大家さんや管理会社は、「居住者の生活環境を守る義務」があります。

「不思議音」の内容を細かく記録して、大家さんや管理会社に相談することをおすすめします。

▼オンライン防音相談大好評実施中!

ピアリビングでは、博多・東京のショールームでお客様に商品を見ながらご相談を受けていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、営業を停止しています。

しかし、多くのお客様からいただいたご要望で、2020年の8月末からオンライン防音相談を開始しています。

「ショールームで実物を見たりや専門家の訪問がないのは残念ですが、部屋の様子はズームの映像でおよそ分かって頂けたようです。」

などのお言葉もいただいております。

1日に3つの時間帯で枠がございますので、防音についてのご相談がある場合はご予約ください。

オンライン防音相談

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