防音シートの選び方
「防音シート」と一言で言っても、
「どれも同じに見えて選べない!」
「どのくらい防音効果があるの?」
と疑問に思われる方は多いのではないでしょうか?
このページでは、防音シートについて
徹底的に解説していきます。
そもそも防音シートとは?
防音シートを選ぶ際に迷ってしまうのは、「防音シート=◯◯」という定義がないから。
そこでピアリビングでは、防音シートを以下のように定義しています。
『3mm未満の厚みの防音商品。基本的には壁や天井に使用するもの』
※床に敷いても大きな効果を見込めない。
防音シートだけでは防音できない!?
実は防音シートとは、ほとんどのものが防音シートという名の「遮音シート」なんです。
遮音とは簡単に言うと、『音を反射させて、反対側へ音が漏れるのを防ぐ」こと。
ただここで問題なのが、遮音だけでは防音することが難しいということ。
遮音だけ行うと、反対側に音が漏れないようにできたとしても、お部屋内では音が非常に響いて聞こえてしまう状態になります。
防音するためには、遮音だけではなく、吸音と呼ばれる「音を吸収させる素材」と組み合わせて使うことがとても大切なんです…!
- スタッフの一言
- 吸音材は、それぞれ素材の違いの他 に、「密度」と「厚み」という違い があります。「密度」と「厚み」は それぞれ吸音効果や防音効果に密接 に関係していますので、目的にあっ た種類の吸音材をご選択下さい。
遮音シート(防音シート)の選び方
ここからは、防音シートではなくて遮音シートと呼ばせていただきますね^^;
ピアリビングで販売している遮音シートは、大きく2種類になります。
より厚みがあって効果的な防音マットはこちら
お持ちのジョイントマットやカーペットと重ねて、防音・防振対策をされたい場合は「防音マット」を使った対策がおすすめ!
Q&A
- 防音シート(遮音シート)とは何ですか?
- 防音シートは壁や天井に貼って「空気伝播音」(話し声・テレビ音・楽器音など)を遮るために使用されます。
- 防音シート(遮音シート)だけで完全な防音効果はありますか?
- 防音シート単体では遮音効果は期待できますが、音の反響(残響)までは抑えられません。効果的に防音するには、吸音材と併用する「遮音+吸音」の構造が理想です。
- 遮音シートを選ぶ際のポイントは何ですか?
- 面密度が高いほど遮音性が高くなります。また、施工のしやすさ(カッターで切れるか)、素材の安全性、賃貸での使用可否も重要なポイントです。
- 防音シートは床にも使えますか?
- 基本的に防音シートは壁や天井向けです。床の防音には、防音マットや足音マット、P防振マットなど、振動吸収性の高い素材の使用がおすすめです。